『特殊詐欺を未然に防止した金融機関へ 警察署長より感謝状贈呈(19.5.14)』

           
        Posted on 2019年 5月 22日      
     
        高齢者を狙って多額の現金をだまし取る、特殊詐欺。 全国で多発しているこの被害を未然に食い止めたとして、 14日(火)、小諸警察署では、 八十二銀行小諸支店へ感謝状の贈呈が行われました。 この日は、八十二銀行小諸支店の 黒澤正幸支店長と 特殊詐欺の未然防止に協力した、 職員の茂木みゆきさんに 小諸警察署の清滝吉春署長から 感謝状が贈られました。 八十二銀行小諸支店では、先月18日、 窓口で現金150万円を引き出したいと 80代の女性が来店。 対応した職員の茂木みゆきさんが、 その使い道を確認するなどして 特殊詐欺事案であることを疑い、 上司などへ報告。 他の職員と連携を取り、 女性の家族に連絡をして事実確認をするとともに、 警察に通報して被害を未然に防ぎました。 この女性宅には、息子を名乗る男から、 「会社のキャッシュカードが入った財布が 盗まれてしまい、お金が必要」 などと電話があり、 これを信じた女性は、現金を引き出そうと 動揺した様子で銀行に出向いたということです。   茂木みゆきさん 「不安な表情をされていたようにお見受けしましたし、 実際お話をうかがってみると、けっこう動揺されていて、 ご家族の方を心配されている様子がすごい分かりまして、 お話をうかがっていく間に、 これはちょっとあぶないかな、という風に思いまして、 お客さまが被害にあわずに済んだっていうことは、 とてもよかったなと思ってます。」
八十二銀行小諸支店では、 過去にも特殊詐欺被害を防止したとして 小諸警察署から感謝状が贈られています。 まとまった現金をおろす客には 口頭で使い道を確認するなどして、 特殊詐欺の防止に努めているということです。
茂木みゆきさん 「銀行全体でも支店でも、 そういうことは気を付けて仕事をするように っていうことはあるんですけど、 実際にこんな身近なところで出会ったことは初めてだったので、 驚きもしましたし、防げたってことで、 とても安心した部分はありますけれども、 これからもこういうことがいつ起こるか分からないので、 気を付けながら、意識をしながら、 改めて業務に向かいたいなって思いました。 ちょっと怖いなって思いました。」     
   
 
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