『熟年体育大学小諸教室第10期開講記念講演会(15.4.13)』
相生町で介護付有料老人ホームを営む「あすか小諸」が、
中高年の健康増進を目指して2006年から開いている、
「熟年体育大学」が、
今年で開校から10年目を迎えることになり、
13日(月)には、第10期の開講を記念した講演会が開かれました。
この日の講演会には、これまでの受講生や、
新たに受講を考えている人など11人が集まりました。
講師を務めたのは、
これまで熟年体育大学の小諸教室で
受講生らに指導をしてきた、
医学博士の丸岡禎之さんです。
丸岡さんは、
「定期的にウォーキングをすることは健康維持にはとても有効。」
「しっかり筋肉を使い、息を弾ませるぐらいにならないと
効果的な運動とは言えない。」などと話し、
歩き方のコツを説明していました。
「熟年体育大学」は、
平成9年に信州大学などが中心となり、
県内各地で始めた中高年の
健康作り教室です。
インターバル速歩と呼ばれる緩急をつけた
ウォーキングを行うもので、
筋力や持久力などを向上させ、
健康増進を図ることを目的としています。
万歩計のような器具に蓄積されたデータを基に、
歩く速度や回数などのアドバイスを
専門家から受けることができるのが特徴です。
小諸市では、信州大学などが作るNPO法人の協力を得て、
2006年から、あすか小諸が中心となって教室を開校。
去年からは、NPOから離れて、
あすか小諸が独自のプログラムを組んで行っています。
今年は、個々に計測したデータをグラフ化して
達成度を把握していく他、
月に1度皆で集まってのウォーキングや
理学療法士による運動指導など行う予定で、
来年3月まで1年間のカリキュラムとなっています。
受講生は継続して参加している人も多く、
あすか小諸では、体験や見学も随時受け付けているので、
気軽に足を運んでほしいとしています。