『災害時等における介護保険事業者等と行政との相互協力に関する協定調印式 (14.12.12)』
災害時に円滑な相互協力を図るため、
市内14の介護保険事業者などと小諸市が、
協定を結ぶことになり、
12日(金)に協定書への調印式が市役所で行われました。
この日は、介護保険事業を行う、
14の法人や事業所の関係者ら、
およそ25人が出席し、
1つ1つの事業所の代表と栁田市長が、
協定の調印を行いました。
この協定は、災害発生時に、
小諸市と介護保険事業者などが相互に協力し、
被災した施設への物的支援や人的支援、
また、市の要請に応じた要介護高齢者の受け入れや、
被災施設の入居者の受け入れなどを、
円滑に行うことを目的としたものです。
市内14の法人や事業所との調印を終え挨拶に立った
栁田市長は、
「今回の協定が、市民の安全安心につながる
第一歩となることを期待している。」などと、
述べていました。
また、協定の調印に立ち会った、
小諸市介護保険事業者等連絡会会長の西川宏さんと、
同じく連絡会で施設間緊急時対応検討会の会長を務める
甘利庸子さんは、
それぞれ、今後の抱負を述べていました。
西川さん「高齢者だけでなく市民の安全確保に向けて努力していきたい」
甘利さん「また大雪災害の可能性がある。
形だけにせずうまく発動できるよう力を尽くしていきたい」
これまで市では、平成21年に、
小諸市介護保険事業者等連絡会と
同様の協定を結んでいましたが、
今回、個々の法人や事業者と協定を結んだことで、
より実践的な協力体制を作り、
協定を効果あるものにしていきたいとしています。