『漫画牧野康哉公物語出版記念講演会(17.3.18)』

           
        Posted on 2017年 3月 22日      
     
        映画やドラマなどの撮影の誘致を行っている 小諸フィルムコミッションでは、 第9代小諸藩主 牧野康哉公の残した功績を多くの人に伝えようと、 今年1月に、「漫画牧野康哉公物語」を出版しました。 これを記念した講演会が、 先週18日(土)、ベルウィンこもろで開かれました。 この講演会は、小諸フィルムコミッションが、 小諸藩第9代藩主・牧野康哉公を主人公とした漫画の出版を記念して行いました。
来場者およそ80人に冊子にまとめた漫画が配られ、 小諸フィルムコミッションの牧野和人会長が 幕末の名君と呼ばれた康哉公について紹介しました。 康哉公は、天保の大飢饉の際に育児手当や養老手当を実施し、 子どもや高齢者を積極的に救済した人物として知られています。 当時、死の病として恐れられていた天然痘が流行した際には、 予防接種である種痘を領民に行い、多くの命を救ったといいます。
第一部の講師を務めたのは、 小諸北佐久医師会の坂口宇多彦会長です。 康哉公の偉業について、現代の医療と絡めて講演しました。


「福祉の充実や向上で、小諸に元気や誇りを取り戻す手助けを 医師会でも行っていきたい」とし、 地域の医療を支えるには各機関の連携が必要だと話しました。  小諸フィルムコミッションは、小諸の名君を知ってもらうことで、 郷土に誇りをもつきっかけにしてほしいとしています。     
   
 
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