『渡辺静さん遺族ら墓参り(17.6.7)』
今月7日、佐久市望月協和にある渡辺静さんの生家には、 佐久や御代田、軽井沢など、 近隣地域の戦没者遺族会の会長らをはじめ、 渡辺静さんの甥にあたる中島正直さんと、 渡辺馨さんが集まりました。
渡辺静さんは、佐久市協和の出身で、 小諸商業高校野球部で活躍後 プロ野球の道に進みながらも、 特攻隊員として命を落とした人物です。 この日の渡辺さんの出生地の訪問は、 戦争の悲惨さを後世に伝えていくために 先人の生き様を学ぼうと、 佐久市戦没者遺族会の 木村直木会長の呼びかけによって行われました。 一行は生家を見学した後、 隣接する渡辺馨さんの実家へも足を運び、 静さんが残した手記のコピーや、 当時の写真などを見学しました。
ひとつひとつの資料についての説明を受けながら、 集まった人たちは、 若くして出撃した渡辺静さんの心中に 思いを寄せているようでした。
続いて一行が向かったのは、 渡辺静さんの御霊が眠る墓地です。
静さんの母校である小諸商業高校は、 この春に行われた 北信越地区高校野球の長野県大会で見事優勝。 その後の北信越大会でもベスト4に入るなど 快進撃を見せています。
今回の墓参りは、 そうした後輩たちの活躍を報告することも 目的のひとつとなっていました。
皆、渡辺静さんの墓に手を合わせながら 安らかな眠りを祈るとともに、 戦争の恐ろしさを若い世代に伝えていくことを 改めて誓っていました。