『浅麓工業企業組合 新事業に取り組む(25.2.10)』

           
        Posted on 2025年 2月 21日      
     
        市内でごみ収集運搬業務などを行う 浅麓工業企業組合が、 去年6月から 「遺品整理や生前整理」の新事業を 始めています。 そして、ことし4月からは 「空き家管理」の新事業を始めます。   浅麓工業企業組合は 昭和45年に設立。 市内で家庭ゴミなどの一般廃棄物や、 し尿の収集運搬をはじめ、 浄化槽や農業集落排水処理施設などの 汚水処理を手掛け、 地域を衛生的に保つ役割を担っています。
日頃からごみ収集に携わる プロであることから、 去年6月 遺品整理や生前整理の新事業を開始した 浅麓工業企業組合。
この事業に合わせ、 浅麓工業企業組合の 佐藤智耶さんは 遺品整理認定協会の 「遺品整理士」の資格を取得しました。   佐藤さん 「6年前に自分の祖母が亡くなりまして、 その時自分も片付けに携わりました。 親族で片付けたのですが、 大変な思いをその時にしました。 その辺を踏まえて、 遺品整理を他の方が 困らないようにという思いで、 残されたご遺族の方と一緒に 分別しながら思い入れのあるものを 残して分別するんですが、 その辺のお手伝いができたらと思います。 民間の資格なので 国家資格とかではないのですが、 ご依頼された方が安心して頂けるように 資格を取得しました。」   人生の終わりを見越して行う活動「終活」。 小諸市でも終活支援事業の1つとして 「エンディングノート」や 「終活べんり帳」の配布を 行っています。 浅麓工業企業組合では、 エンディングノートなどに 生前整理や遺品整理についても 自身の思いを記してほしいとしています。
佐藤さん 「できれば、流れに沿って 生前整理、終活、 エンディングノートの作成。 最後は遺品整理という形に つながっていけば スムーズかなと思います。 正直、ちょっとご依頼が まだ少ない状況でして その辺も踏まえて 遺品整理の大変さを広めて 取り組んでいきたいなと思います 遺品整理というのが まだ認知度が低いのか まだ申し込み自体が少ないような状況です。 できれば生前整理、終活という形で 一連の流れを作っていけたらなと思います。」
また、浅麓工業企業組合では、 ことし4月から新たに 「空き家管理サービス」を開始します。 新事業を企画した清水祐太さんは 設立56年目を迎える 浅麓工業企業組合の信頼と実績から 安心感を持ってもらえる事業にしたいと話します。   清水さん 「空き家管理を始めるに至って 普段収集で小諸市内を回っているのですが、 空き家の多さが目に付いていまして、 片付けご依頼されたお客様で どうしても片付けの後 空き家になってしまって困っている というお客様と出会い、 そこから何か お手伝いできることはないかな と思って始めたのがきっかけです。 空き家管理業務ここ1、2年で 注目されてきた事業でして、 やる内容としましては別荘管理みたいな形。 家の外、敷地内、家の中という感じで 管理させていただく形になります。 窓を開けて通風したり、 冬の間水道が凍らないように 水抜きをしたりそういう作業になっています。 適切に管理されてます空き家でしたら、 あまりそういうことは無いのですが、 あまり放置されているような所ですと 行政の方に勧告が来まして、 それに従わないようでしたら 最悪罰則とかを受けてしまいます。 やはり最近では空き家を狙った、 空き巣とか犯罪利用に、 犯罪に狙われることが多くなっています。 特に、小諸市内では空き家も増え、 去年には不動産が管理する空き家なんですが、 実際に見知らぬ誰かが住んでいて、 警察が来たという事例もありました。 大分注意が必要です。 今のところ小諸市内を考えておりますが、 ゆくゆくは近隣各県市町村などに広げていって この管理業務を一般的なものとして 認知させていきたいと思っています。 空き家などでお困りの際は ぜひ、小諸に起業して 55年経ちます弊社にご依頼下さい。 よろしくお願いします。」   浅麓工業企業組合では、 今後も、市民の信頼に応えられる事業を 担っていきたいとしています。     
   
 
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