『浅間連峰におけるヘリ救助訓練 (16.10.12)』

           
        Posted on 2016年 10月 28日      
     
        冬山での遭難事故などに備え、 12日(水)県警所有のヘリコプターを使った 遭難者の救助訓練が ASAMA2000パークの駐車場で行われました。
県警のヘリを使ったこの日の訓練には 小諸警察署や小諸消防署の署員のほか、 小諸、御代田、軽井沢の観光業者などで作る 「浅間連峰地区山岳遭難防止対策協会」の会員ら 31人が参加しました。 この訓練は、冬山などでの遭難事故に備え、 救助に携わる人たちが、迅速に対応できるよう、 小諸警察署の主導で行われたものです。
指導にあたったのは、県警山岳安全対策課の職員です。 ヘリコプターで遭難者を吊り上げる際の金具の取りつけ方や、 救助する際の体勢などについて、 実践を交えながら説明していきました。
地上での訓練を終えると、いよいよ 上空からのホイスト救助訓練です。
参加者らは、 およそ15メートル上空でホバリングするヘリから 吊り下したケーブルで地上に降りる訓練や、 遭難者を抱えてヘリに昇る訓練に臨みました。
実際の遭難の現場では県警航空隊の隊員が 救助活動にあたりますが、 地上での救助員との連携が大切になります。 主催した小諸警察署では、今回の訓練を 今後の救助活動に生かしていって欲しいとしています。     
   
 
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