『浅間山麓スポーツ医学研究所健康相談室準備室開設へ(15.8.7)』

           
        Posted on 2015年 8月 12日      
     
       

標高2,000メートルの

高峰高原などを整備し

高地トレーニングの拠点にすることを目指す

一般財団法人浅間山麓スポーツ医学研究所では、

今年度スポーツ選手や登山者らの

健康状態の確認やアドバイスを行う健康相談室を

高峰高原に開設する計画です。

今月8日(土)から、

この健康相談室の開設準備室が

高峰高原ホテルの

敷地の一角で開設されています。

開設の前日となった7日(土)には、

一般財団法人浅間山麓スポーツ医学研究所や

小諸厚生総合病院の職員らが

高峰高原ホテルを訪れ、

機材の搬入作業などを行いました。

また、この日は、高地トレーニング合宿を行っていた

長野県大町市出身のトレイルランナー

上田瑠偉選手の

体脂肪や筋肉量などをチェックする

体組成の測定も行われました。

上田選手は、現在早稲田大学の4年生。

陸上競技の中長距離走の一種で、舗装路以外の山野を走る

トレイルランニングの学生チャンピオンです。

今月フランスで行われる大会に向け、

実際に競技が行われる環境に近い高地で

トレーニングを行おうと、

今月3日(月)から5日間、高峰高原ホテルに滞在。

登山道やチェリーパークラインで

走り込みをなどのトレーニングを行いました。

滞在初日にも、同じ機器を使い

体組成を計測したという上田選手。

この日の測定結果について初日の結果と見比べながら

財団の関係者らと意見を交わしていました。

今後、この健康相談室開設準備室は、

第2、第4、第5土曜日に小諸厚生総合病院の職員を配置。

体組成の測定や歩行時のバランス感覚の測定などを行い、

登山客をはじめ訪れた人へのアドバイスを行います。

財団では、医療専門職の人員を確保でき次第、

本格的な相談室の活動に移行していきたいとしています。

     
   
 
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