『浅間山開き記念登山(15.5.9)』
5月に入り、今年もいよいよ夏山シーズンの到来です。
9日(土)、浅間山の登山口である天狗温泉浅間山荘前では、
山開きに合わせた記念セレモニーが行われました。
この日はおよそ500人の登山客が全国各地から訪れ、
登山口付近は大いに賑わいを見せました。
開山式では小諸市観光協会の花岡隆会長が挨拶に立ち、
登山客らに今の山の状況などについて説明しました。
また、柳田市長と山岸県議も挨拶に立ち、
「怪我の無いよう安全に登山を楽しんでください」などと
呼びかけていました。
開山式を終えると大浅間火炎太鼓保存会のメンバーによる
力強い演奏に見送られ、いよいよ登山がスタートです。
登山客たちはお神酒と参加記念の絵馬を受け取り、
意気揚々と登山道を上っていきました。
浅間山は現在噴火警戒レベルが1で平常の状態となっており、
火口から500m地点の前掛山まで登ることができます。
観測体制としては地震計や傾斜計、
望遠カメラなどを設置しており、
過去の噴火の状況や観測データなどをもとに
噴火警報を発表する仕組みがとられています。
今年は4月の終わりから暖かい日が続いたことから、
例年に比べ残雪が少なく、
歩きやすい状態となっています。
この日は子どもからお年寄りまで、
幅広い世代の登山客たちが、
浅間山の大自然を満喫しながら、
登山を楽んでいる様子でした。