『氷風穴まつり(23.7.16)』

           
        Posted on 2023年 7月 28日      
     
        市内氷区に残る、 自然の冷気を利用して造られた天然の冷蔵庫「風穴」。 この風穴を多くの人に知ってもらおうと、 「氷風穴祭り」と題したイベントが 16日(日)に行われました。
市内氷区の「風穴」。 およそ300年前江戸時代元禄年間に 造られたものです。 真夏でもおよそ2度から5度の室温を保ち、 明治から昭和初期の養蚕業が盛んだった時には 全国から蚕の卵が集められ 保管場所として利用されてきました。
「氷風穴祭り」は、 氷区の有志による「氷風穴の里保存会」が 多くの人にこの風穴を知ってもらおうと 2018年から行っているものです。 連休の最終日となったこの日は 多くの人が市内外から訪れました。
会場にはかき氷やポップコーンをはじめ 氷区で採れた農産物の販売、 さらに氷風穴祭りならではの特別試食を用意。 協力金100円で4品まで飲食を楽しむことができます。
珍しいものだと、蚕のエサとして古くから使われてきた 桑の葉の加工品のふるまいが。 桑の葉天ぷらや桑茶、 そして桑の実である「メド」ジャムなどが並びました。   普段なかなか体験することのできない 繭の糸あそび体験」コーナーまで。 缶バッジやTシャツなど氷風穴グッズも販売されました。
そのほか、風穴で貯蔵している日本酒 「 風穴貯蔵 純米大吟醸」の試飲ブースも設置。 訪れた人たちは日本酒をじっくりと味わっていました。
更に、風穴について理解を深めてもらいたいと 風穴見学も行われました。
この日の外気と風穴内の寒暖差はおよそ30度。 風穴見学では初めて風穴の中に入った人も多く、 外との寒暖差に声を上げて驚いていました。   風穴見学の参加者 「寒かった」
「上の方はとっても暑いけど、 そこ今入ってみたけどすごい… 外の温度が12℃で小屋の中の温度が 4℃ぐらいしかなくてすごい寒くてびっくりしました。」
「近所なんです。御牧ヶ原なので。 でも入ったのは初めて。 今お話聞いたら、いろんな偶然が重なってね、 できた…300年?400年?前にできたっていうことで、 なんかもう思ったよりずっと温度も低かったですし、 ほんと貴重なものなんだなって、 いい体験ができました、ほんとに。」
「近くで見てはいたんです。 話も聞いてたんですけど、来たことは無くって、 たまたまちょっと誘われて来てみたら、 散策できるようになって、山の中で、ね。 こんなに寒いと思わなかったので ちょっとびっくりしましたね。」
氷風穴には、かつて10数基の風穴がありましたが、 現在は、実際に酒などを貯蔵している風穴のほか、 冷気体験ができる1基の、合計2基が使われています。   「氷風穴の里保存会」では、 地域の財産である風穴を今後も大切に守り、 伝えていきたいとしています。
氷風穴の里保存会 会長 「いつもの年よりお客さんの入ってくる時間が早いな っていうのは感じてますね。 やっぱり人数もなんか多めに感じますね。 今年は特にですね、千曲小学校の皆さんに、 3年生ですけど、お願いして案内とか お店のお手伝いをしていただくように、 皆さんに、ね。で、またね、 自分たちも勉強していただいて 一緒に氷風穴を知っていただくいい機会に なろうかなと思ってます。 氷風穴もね、皆さんの協力のおかげで たくさんの皆さんに知っていただいたり、 それからまたいろんな全国の 風穴の皆さんとの交流ができて、 とても自分たちも勉強になっています。 いろんな皆さんが来ていただいて、 氷の風穴の四季それぞれの楽しみ方がありますので、 またいつでも来ていただいて そんないろんな楽しみ方を 知っていただければ もっとありがたいかなと思います。」     
   
 
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