『水道感謝祭』 (14.5.23)』
23日(金)、小諸市では
日ごろの水の恵みに感謝する恒例の「水道感謝祭」を
野間取水源地で開きました。
チェリーパークラインの入り口にある野間取水源地は、
大正13年に造られた小諸市の上水道の発祥の地です。
現在小諸市では、野間取水源地と共に、
市内に合計25箇所ある水源地で、
ダムや川の水に頼ることなく
日常生活に必要不可欠な水を市民に供給し続けています。
感謝祭には、市の職員や関係区の区長、
また、日ごろ水道事業に携わる事業者など
およそ30人が訪れ、神事が執り行われました。
始めに挨拶に立った栁田市長は
「貴重な水資源の保全の為に、一層努力していきたい」
と話し、水の恵みに感謝の言葉を述べていました。
続いて、栁田市長と市議会の清水清利議長が
塩とお神酒で、ほこらの周りを清めていきました。
最後に参列者が順番に玉串を捧げ、
今後の水の安定供給を願っていました。
長い歴史を持つ小諸の上水道。
小諸市では今後も安全で安心な水の供給に
努めていきたいとしています。
また、この日は市の担当者から
数年前に倒木の恐れがあり、
ほこらの横にあった桜の木を伐採したことを受けて
新たに先月25日に緑の桜で知られる
「御衣黄」を植樹したことが報告されました。
担当者は
「この桜が小諸市の水環境を将来に渡って
見守ってくれることを願っている」と話していました。