『歴史を活かしたまちおこし学習会第1回講演「どん底からの這い上がり」(18.7.24)』
小諸の歴史的財産によってまちの活性化をめざす
「歴史を活かしたまちおこし学習会」。
第1回がおととい24日(火)に開かれました。
この勉強会は、 国の重要伝統的建造物群保存地区、 いわゆる「重伝建」に本町を登録し、 それを活かしたまちおこしを目指すために 開かれたものです。
「こもろ観光局」と 市民有志による「城下町にぎわい協議」、 「本町区まちづくり推進協議会」が 共同で企画しました。
第1回となる今回は、 市の商工観光課の職員や こもろ観光ガイド協会の会員など、 観光に携わるおよそ30人が出席。
講師に、 但馬國出石観光協会の専務理事、 加藤勉さんを招きました。 兵庫県の北東部に位置する出石は 11年前に重伝建として指定を受けた城下町です。
加藤さんは、長年出石の役所で観光を担当。 退職後は、観光協会に入り、 出石の活性化に努めてきました。
今では、年間100万人に迫る観光客が訪れる出石ですが、 明治時代に鉄道の敷設を拒否したことなどから、 長い間、衰退の時代を過ごしたといいます。
昔ながらの城下町や寺の多さなど、 鉄道を敷かなかったからこそ残った 風情ある街並みが京都府から評価され、 昭和60年、 出石は「小京都」という冠をもらいました。 メディア露出が増え、 名物の「皿そば」や、伝統工芸品の「出石焼」など、 豊富な特産品の魅力を発信。 また、季節ごとに祭りを催し、 地域が一体となってまちを盛り上げてきました。
加藤さんはさらに、 「重伝建となっても活用されなくては朽ちてしまう。 まちの活性化とともにあるべき」と話しました。
この勉強会は、 国の重要伝統的建造物群保存地区、 いわゆる「重伝建」に本町を登録し、 それを活かしたまちおこしを目指すために 開かれたものです。
「こもろ観光局」と 市民有志による「城下町にぎわい協議」、 「本町区まちづくり推進協議会」が 共同で企画しました。
第1回となる今回は、 市の商工観光課の職員や こもろ観光ガイド協会の会員など、 観光に携わるおよそ30人が出席。
講師に、 但馬國出石観光協会の専務理事、 加藤勉さんを招きました。 兵庫県の北東部に位置する出石は 11年前に重伝建として指定を受けた城下町です。
加藤さんは、長年出石の役所で観光を担当。 退職後は、観光協会に入り、 出石の活性化に努めてきました。
今では、年間100万人に迫る観光客が訪れる出石ですが、 明治時代に鉄道の敷設を拒否したことなどから、 長い間、衰退の時代を過ごしたといいます。
昔ながらの城下町や寺の多さなど、 鉄道を敷かなかったからこそ残った 風情ある街並みが京都府から評価され、 昭和60年、 出石は「小京都」という冠をもらいました。 メディア露出が増え、 名物の「皿そば」や、伝統工芸品の「出石焼」など、 豊富な特産品の魅力を発信。 また、季節ごとに祭りを催し、 地域が一体となってまちを盛り上げてきました。
加藤さんはさらに、 「重伝建となっても活用されなくては朽ちてしまう。 まちの活性化とともにあるべき」と話しました。