『桜の育て方講習会(13・4・29)』
4月29日(日)飯綱山公園では、小諸八重紅枝垂保存会の協力の下桜の育て方講習会が開かれました。
この講習会は、桜の育て方を学ぶことで、美しい桜が咲く公園作りを皆で進めようと
小諸市に小諸八重紅枝垂保存会が協力する形で開かれているもので、今年で11年目を迎えます。
小諸八重紅枝垂保存会では、飯綱山公園一帯を桜の名所にしようと、
平成15年から小諸八重紅枝垂の植樹を行っています。
現在、飯綱山公園には、小諸八重紅枝垂保存会を始め桜の里親たちが管理をしている桜が
およそ1500本あります。
この日は、桜の里親や保存会の役員などおよそ100人が集まりました。
公園の南側と北側の斜面に分かれた参加者たちは、保存会の役員に指導を受けながら、
それぞれが育てている桜の木の手入れにあたりました。
参加者たちは、保存会の役員らに、育てている木の状態を見てもらうと、
「剪定する枝をどのように選べばいいのか」などといった質問を投げかけていました。
保存会の役員らは、「メインとなる1本の枝を決めたら、それ以外の枝は適度に切ってしまった方が良い」、
「見栄えの良さも意識する必要がある」などと、1つ1つの質問に丁寧に答えていました。
また、実際に参加者の前で枝を剪定し、的確にアドバイスを送る場面も多くみられました。
どの参加者にとっても、桜の育て方や手入れについて学べる良い機会となっているようでした。