『株式会社まちづくり小諸 第1回経営会議 (13.7.30)』
まちの活性化などを目的に、市内の会社経営者らが中心となって立ち上げた
「株式会社まちづくり小諸」が、先月30日(火)に第1回の経営会議を開きました。
この日は31人の株主のうち、21人が出席。
経営会議に先立ち臨時総会が行われ、新たに、甘利庸子さんが副社長に、
荻原守さんが専務に就任した他、赤尾邦弘さんと衛藤哲也さんが常務に就任することが決まりました。
また、長野県厚生連の前理事長で、7月から佐久大学の理事長に就任した、
盛岡正博さんは相談役となっています。
株式会社まちづくり小諸は、市庁舎整備や、小諸厚生総合病院の再構築など、ハード事業が進む中、
今こそ、ソフト面から、まちの活性化を図り、新たな事業を生み出す時期だと、
まちの停滞に危機感を感じていた市内の会社経営者ら有志が、立ち上げたものです。
補助金に頼らず事業収益によって、事業を継続させていくことを目的に、
株式会社組織として発足しました。
初めての経営会議となったこの日は、来賓として出席していた小出副市長が、
小諸市の現状や将来展望などについて説明。
その後、株主らが、それぞれに会社として、何を目的としていくのか、考えを述べ合いました。
「株式会社まちづくり小諸」では今後、小諸市のトータル的なまちづくりに関するコンサルタント事業や、
地元農産品、食料品などの販売事業、それに移住定住促進を図るための不動産対策や、
公共交通網の整備・確保など、様々な事業を行っていく計画です。
株主からは、「会社を継続していくためには、利益を出さなければならない責任がある。」
「何かを開発したら徹底的に売るなどしなければ、会社は解散してしまう。
今までの団体とは違う方面から取り組まなければ、まちづくりに繋がらない。」など、
今後の方向性について、様々な意見が飛び出しました。
次回の経営会議は今月22日に開かれる予定で、1人ひとりが今後のビジョンを示し、
考えを共有した上で、会社としての方向性を決定していくということです。