『柏木阿弥陀堂 八十八夜祭(15.5.3)』

           
        Posted on 2015年 5月 11日      
     
       

八十八という文字を組み合わせると漢字の「米」になることから、

立春から数えて88日目には

豊作を願って各地で様々な行事が行われてきました。

これにあわせて3日(日)には、

市内柏木地域でも伝統行事が行われました。

こちらは柏木にある「阿弥陀堂」です。

この日、お堂の中には多くの区民が集まっていました。

この阿弥陀堂には、170年も前から地域で大切に守られている

阿弥陀如来像が祀られています。

この像は、かつて大雨洪水や飢饉が頻繁に起こっていた時代から

人々の心の拠り所として崇められてきたものです。

そしてもう一つ、この阿弥陀堂には神様が祀られています。

それが、この「蚕影様(こかげさま)」です。

昔この地域では養蚕が盛んに行われており、

この蚕影様は養蚕の神様として崇敬されていました。

柏木地域では、この阿弥陀如来像と蚕影様を祀って、

毎年この時期に豊作を願う八十八夜祭を執り行っています。

この日、お堂に集まった人たちのお目当ては…

こちらの団子です。

繭玉をかたどって作られた団子には、

五穀豊穣の願いが込められており、

今年は柏木上区と柏木下区合わせて、

50キロ分が用意されました。

この団子を拾って食べると、ご利益があるとされており、

集まった人たちは、懸命に手を伸ばしては拾い集めていました。

大型連休中ということもあり、

中にはこれに合わせて遠方から帰省したという人もいて、

この祭典は住民たちにとっても

大切な行事となっているようでした。

     
   
 
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