『柏木上区 わら馬づくり(15.2.1)』
佐久地域には、2月8日の初午の日に
わら馬を引いて道祖神を参拝することで無病息災を願う
「馬引き」の伝統があります。
柏木上区ではこの伝統を受け継いで
馬引きで使う「わら馬」づくりが行われました。
柏木上区では、公民館の主催で25年前から
わら馬づくりを行っています。
今月1日には、区内に住むわら馬づくりの名人、
小山七郎さんが中心となり、
集まった人たちにわら馬の作り方を教えていきました。
柏木地域では、子どもたちの健やかな成長を願って
かつては各家庭で作ったわら馬をひいて
道祖神に参拝していましたが、
子どもたちの数が減ってきたことから、
現在は皆で集まってわら馬を作る習慣だけが
残っていると言います。
この日作られたわら馬は
各個人で馬引きを行う際に使われるほか、
魔除けや無病息災の願いを込めて
8日の初午の日に
各家庭の屋根に投げあげられるということです。