『東雲区十日夜の藁鉄砲(14.11.8)』
11月10日の旧暦にあたる11月10日には、
古くから十日夜(とおかんや)の藁鉄砲と呼ばれる収穫祭が、
各地で行われてきました。
市内では、8日(土)に東雲区で、
9日(日)には平原区で
十日夜の藁鉄砲が行われました。
東雲区では、地域に伝わる伝統行事を
子どもたちに伝えると共に、
区民の世代間交流を図ろうと、
公民館の主催で十日夜の藁鉄砲を行っています。
この日はおよそ30人の区民が区の公民館の前に集まりました。
集まった子どもたちは、区の高齢者クラブ会長の
田中英雄さんを中心に
3人の会員たちから教わりながら、藁鉄砲作りに挑戦。
区民から寄せられたという藁を束ね、
良い音が鳴るように中にみょうがを入れていきます。
皆、大人たちに手伝ってもらいながら
一生懸命束縄を巻いていました。
かつて東雲区では、
旧暦の10月10にあたる11月10日に
この行事を行ってきましたが、
現在は、より多くの子どもたちに参加してもらおうと、
毎年11月10日に一番近い土曜日に行われています。
藁鉄砲が出来上がると、
今度はそれを持って区内を練り歩きます。
子どもたちは、元気一杯に伝統の掛け声をあげながら、
五穀豊穣やもぐらなどの害獣がいなくなることを願い、
藁鉄砲で地面を叩きながら区内を回りました。
参加した子どもたちにとってこの行事は、
地域に古くから伝わる伝統に触れる
良い機会となっているようでした。