『東雲区 十日夜の藁鉄砲(16.11.5)』

           
        Posted on 2016年 11月 17日      
     
        11月10日は、十日夜といって、 佐久地方では収穫を祝う伝統行事が行われてきました。 この十日夜に先駆けて、5日(土)、東雲区では、 古くからの伝統を継承しようと、 「十日夜の藁鉄砲」が行われました。
この日東雲コミュニティセンターの前には 区内の子ども およそ30人が集まり、 十日夜の藁鉄砲で使う「藁鉄砲」作りに挑戦しました。
「十日夜の藁鉄砲」は、五穀豊穣に感謝して 古くから旧暦の10月10日にあたる 11月10日に行われていた、 佐久地方に伝わる収穫祭です。 東雲区では、地域の伝統を引き継ぎながら世代間交流にも繋げようと、 毎年11月10日に一番近い土曜日に、 公民館の主催で「十日夜の藁鉄砲」を行っています。
区の高齢者クラブのメンバーたちに教わりながら 子どもたちは立派な藁鉄砲を作り上げていました。
作った藁鉄砲を地面に打ち付ける動作は、 農作物の成長を阻害する動物を追い払うことを意味します。
参加した子どもたちは、 周りの大人の手を借りながら作った藁鉄砲を 地面に叩きつけながら区内をまわり、 地域の五穀豊穣を祈願していました。     
   
 
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