『望月歴史民俗資料館展示 小諸商業野球部見学(16.8.28)』

           
        Posted on 2016年 9月 5日      
     
        佐久市望月出身で、小諸商業高校野球部で活躍後 プロ野球の道に進みながら、特攻隊員として命を落とした渡辺静さん。 去年CTKで制作・放送した「青春の遺書」でご存知の方も多いと思います。 現在、佐久市の望月歴史民俗資料館では 渡辺静さんの遺した言葉や写真などを集めた企画展が開かれており、 小諸商業高校野球部の監督と生徒らが、 この企画展を見学しました。
先月28日、望月歴史民俗資料館には、 小諸商業高校野球部の竹峰慎二監督を始め、 野球部員およそ30人が訪れました。 この日は渡辺静さんの甥で、 望月に住む渡辺馨さんも駆けつけ、 野球部員らに声をかけました。 「白球にかけた青春~陸軍特攻隊員渡辺静~」と題したこの企画展は、 佐久市望月出身で、小諸商業高校野球部で活躍後 プロ野球の道に進みながら、特攻隊員として命を落とした 渡辺静さんの生涯を辿るものです。 渡辺静さんの甥で元読売新聞記者の中島正直さんの著書 「白球にかけた青春」をもとに、 渡辺さんが遺した手紙や辞世の句、渡辺さんの写真などが展示されています。
部員らは上原美次館長の案内の下、 館内の展示をくまなく見て回りました。 小諸商業高校野球部では、 戦争で命を落とした先輩の思いを知り、 野球へ力を注いでほしいと、 公式戦に渡辺静さんの辞世の句を帯同している他、 竹峰監督が渡辺静さんの話を常日頃から 部員に伝えています。 この日も、竹峰監督が部員らに対し、 当時の渡辺さんの思いを推し量りながら 野球に対する向き合い方を説いた上で、 「渡辺さんの遺した言葉を目に焼き付けて欲しい。」と、 呼びかけていました。     
   
 
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