『書道研究若竹会創立40周年記念 第20回若竹会書展(15.10.10)』

           
        Posted on 2015年 10月 14日      
     
       

昨日10日(土)から、明日12日(月)までの日程で、

小諸高原美術館・白鳥映雪館の市民展示室では、

書道研究会・若竹会の書展が開かれています。


書道研究会・若竹会は、

古城に住む書家の虎井暁鐘さんが代表を務める会です。

書展は2年から3年に一度、

若竹会の門下生らの作品の発表の場として

開かれています。

今年は、虎井さんが、1975年・昭和50年に

会を創立してから40周年の節目の年となり、

第20回の記念の展覧会となりました。

当初は20人ほどの教室生で始まった若竹会も

今では全国に17の支部を持つ会にまで発展。

今回は、小諸市内や長野県内をはじめ、

東京や、福島、山形といった県外の門下生など、

68人の作品、80点が寄せられました。

そのうち、過去に日展や全国レベルの展覧会で

入選経験のある門下生らは、

この展覧会のために仕上げた新作の他に、

過去の展覧会に出品した代表作なども出展。

見ごたえのある作品が並びました。

また、今回は、虎井さんの師匠で、文化功労者でもある

松本市出身の書家、

上條信山さんと、

上條さんの師匠で書家の宮島詠士さん、

そして更には、宮島さんが書を学んだ、

中国の書家、張廉喞さんの作品も

特別に展示されました。

虎井さん自身も、平成8年に日展に出品した作品を始め、

春に書いたばかりの新作「桃花臨水(とうかりんすい)」や、

この書展のために書き上げた詩の作品など、

4作品を出展し、

記念展に彩りを添えています。

書会創立40周年を記念した第20回若竹会書展は、

明日12日(月)の午後4時まで、

小諸高原美術館・白鳥映雪館の市民展示室で

開かれています。

     
   
 
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