『時短要請終了市内の商店街の状況は(21.1.22)』

           
        Posted on 2021年 1月 27日      
     
        今月6日に、 新型コロナウイルス感染警戒レベルが「5」となった小諸市。 これに伴い、飲食店などへ出されていた 営業時間の短縮などの要請が先週21日で終了し、 市内の商店街は、通常へ戻っています。 22日(金)相生町商店街で取材してきました。
接待を伴う飲食店を中心に、 新型コロナウイルスの感染が拡大したことから 今月6日に感染警戒レベル「5」となった小諸市。
これに伴い、県は、 酒類を提供する一部の地域の飲食店およそ120店に対し、 営業時間の短縮などを要請し 1日4万円の支援金を支給。 ほとんどの店がその要請に応じてきました。
接待を伴う飲食店などにおける 新たな集団発生が確認されていないことから、 飲食店に対する営業時間の短縮などの要請は、 先週21日で終了し、通常通りの営業へと戻りました。
酒類を提供していないことから、 営業時間短縮の要請を受けなかった、 市内相生町の甘味処みつばち。 感染警戒レベル5の影響で、客足は遠のき、 14日~19日まで休業していました。 直接県から要請を受けなかったため、支援金は無く、 厳しい状況が続いています。
「うちはね、お酒も提供していないし、 要請には外れていました。ですが、 他の店が自粛されたこともあるし、 コロナも出たということで、お客さんが、 まったく来なくなってしまい、 途端に人通りもなくなってうちにもお客さんが見えなくなりました。 最初それでも営業していようと思っていましたが、 日に日にお客さんが来なくなって、休もうと思いました。 13日にお客さんが2名しか来なくて休業を決めました。 20日からまた営業を開始しました。それでもまだボツボツという感じです。 今日解除になって、初日なんですが、 今日はだいぶお昼にお客さんが来てくれて、 これが続いてくれると良いなと少しは期待が持てました。 この時期でしたら、パフェやあんみつでもお持ち帰りいただけます。 10分以上かかるところだと、 アイスクリームが解けるかなという心配はありますが、 温かいうどんから飲み物まで全部テイクアウトは出来るようにしています。 電話で予約をして頂ければ、スムーズにお渡しが出来ると思います。 皆さん、コロナで大変気持ちがお疲れになっていると思います。 私たちもそうでした。でも、これで解除になりましたので、 私たち、テイクアウトもお店の方も感染予防をしっかりしていますので、 出かけて頂くなり、テイクアウトをして頂くなり、 どうぞよろしくお願い致します。」
一方、時短要請を受け、 期間中はテイクアウトのみの対応をしていた、 市内相生町の「うまいもんやちゃんちき」。 時短要請を終えても、 通常より時間を短縮して営業を再開しました。 当面の間、通常営業と テイクアウト、デリバリーサービス「こもろいーつ」を 併用していくということです。
「この2週間は店内での飲食は全て停止して テイクアウトを中心に2週間過ごしてきました。 あっという間だったというか不安との戦いの中、 少しでも出来ることをやらなくちゃなという形でやっていました。 今日から通常営業ということで お店の方は17時~22時という形で開けるんですけれども、 実際お客様がどういう動きをするかは分からないので、 試行錯誤しながらやっていきます。 通常営業をしながら、お客様の方で要望があれば、 デリバリーとこもろいーつの方を同時にやっていこうと思います。 一通り、お店のメニューは提供できるように体制は整えていますので、 これからSNSを通して随時挙げていこうと思っていますので、 そちらを確認して頂ければと思います。 基本的には、お電話を届ければ、デリバリーの方は 前日にご注文を頂ければ、当日受け渡しが出来るようにしています。」 この我慢の2週間で、小諸市の方もだいぶおちついてきたと思うので、 これから、また、経済を回していかないといけない、 感染も抑えなくてはいけないという 難しい状況ではあると思うんですが、 外食のありかたも変わってきて、 テイクアウト、デリバリーなどいろんな形で提供できればなと思うので、 これからもよろしくお願いします。」
小諸市では、今後、 市内全域に渡っての経済支援を行っていく他、 支援金の対象エリア外となった飲食店と、 対象エリア内の酒類を提供しない飲食店に向けた支援を 県に求めていくとしています。     
   
 
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