『春の交通安全運動 高齢者夜間交通安全教室「光ってナイトセーフティー」(15.5.15)』
15日(金)、春の交通安全運動の一環として、
高齢者を対象とした夜間交通安全教室、
「光ってナイトセーフティー」が千曲小学校を会場に
開かれました。
この日は川辺地区に住む65歳以上の市民をはじめ、
小諸警察署の署員や小諸市交通安全協会の会員など
およそ150人が集まりました。
教室では小諸警察署の碓井千尋署長が挨拶に立ち、
参加者らに「この教室での体験を生かして
交通安全を心掛けてもらいたい」と呼びかけていました。
この教室は小諸市交通安全推進協議会が
高齢者の事故防止を目的に開いているものです。
全国的に発生している交通事故の半数以上に、
高齢者が関わっていることから、
この日の教室は65歳以上の市民が対象となっています。
教室では着ているものの色によって、
運転手からの見え方がどれだけ変わるかについて
確認しようと、
はじめに、色違いの上着を着た5人を横並びにし、
夜間の見えやすさを比べる実験を行いました。
またこの日は夜間における反射材やLEDライトの
使用効果を確認する実験も行われ、
夜間出歩く際に、こういった備えがいかに大切かが
示されていました。
集まった人たちは、実験を通して、
暗闇の中ではドライバーからいかに
歩行者が見えづらくなってしまうかを体験し
驚いている様子でした。
教室の最後には、参加した人たちに
交通安全について書かれたパンフレットと
LEDライトが配られ、
夜間外出する際に使用し
身を守るよう呼びかけられていました。