『映画「みとりし」上映会&講演会PR (24.10.11)』

           
        Posted on 2024年 10月 25日      
     
        映画「みとりし」の 上映会と講演会が、 11月23日(土)に 小諸市文化センターで行われます。 「看取り士」とは、 住み慣れた自宅や本人が希望する形で 温かい死を迎えるために、 旅立つ人と送る人を サポートする職業です。 今回は、そんな看取り士をテーマにした 映画の上映に加えて、 日本看取り士会の柴田久美子会長が 小諸で講演会を開きます。 イベントの企画者であり、 市内で看取り士として活動する 山口朋子さんに 詳しくお話を伺いました。
山口さん
  • 映画の紹介
「『みとりし』という映画は、 柴田久美子会長が 自分の経験から基づいて 作られた映画なんですけれども、 特に在宅とか おうちで看取りになる っていう設定が多いんですけれども、 やっぱり皆さん〝死〟とか 〝看取り〟になると 「どういうふうになるんだろう」 って不安に思っている方が多い中、 現実的に「こういうことがあった」 っていうお話を元に 本当にいろんな方の ストーリーが描かれています。 その中から、 最期のとき皆さんがどんなふうに 家族とか看取り士が 関わっているかというのを 描かれている作品になります。」
  • 柴田久美子会長について
「柴田久美子会長は、 元々は日本マクドナルドで 会長さんの秘書を されていた方なんですけれども、 あるときいろんなことがあって 介護の道に足を踏み入れ、 〝看取りのときになると みんな病院に行ってしまう〟とか、 〝尊厳の無い最期〟というのを すごく経験してきた方です。 その中で、 〝医療の介入が無い看取り〟を 「何も無い所に行ってみよう」ということで、 たった1人で600人の島に行き、 医療が無い島で10年少し 『看取りの家』を立ち上げて、 抱きしめて看取るところを そこで実践されてきた という経緯があります。」
  • 講演会の内容
「〝自宅〟というキーワードを すごく看取り士会は大事にしていて。 自宅で看取りってなったときに 皆さんご家族さんとか ご本人もやっぱり経験が無かったり、 不安に思う方が たくさんいるのが 現状にあるんですけれども、 そこを具体的に 「おうちで看取りってできるんだよ」 っていうことを 普段お話ししてくれているんですけれども、 けしてそこが「大変」だとか 「怖い」とかいうものではなくて、 自宅死ってとても穏やかだったりとか、 温かい空気感がすごくあるので。 20分という 短い時間ではあるんですけれども、 柴田久美子会長全国回って 今約50万都市で動いて 皆さんに お伝えしてくれているんですけれども、 看取りのときに大事なことや心づもりとか、 そういったところを お話ししてくださると思います。」
  • 〝看取り〟を経験したお客様の反応
看取り士になったばかりのときは、 看取り士なんて 誰もほとんど知らないような 状況だったんですけれども、 やっぱり「知ってる」と 「知らない」というところで 看取りが全然変わる。 大体不安でいっぱいな方からの ご相談から始まるんですけれども、 いろいろ関わらせていただくうちに、 皆さん清々しさが出たりとか、 やり切ったという感じの 看取りになったりとか。 「こんなふうに変わるんだ」っていう、 自分が伝えている側なんですけど、 逆に実際に看取りをされたご家族様から 教わることが非常に多いです。」
  • 〝看取り〟のPR
「相談業務・臨終時の 立会・看取りの作法、 この3つを主に お仕事として お手伝いさせていただいています。 やっぱり臨終後からのケースが 非常に今増えています。 病院で亡くなったりした後から 依頼があって、 最期に亡くなられた方を 抱きしめることが たぶん看取り士の役割として 非常に大きいです。 これはご家族さんだけでは 難しい場面が非常に多くて、 なるべく葬儀屋さんを急がないとか、 ちょっと間に入るんですけれども、 そのときにゆっくりとしたお別れが できるように こちら側は場作りというか。 ドライアイスを 急いで入れないということも 非常に看取り士が入る 大事なポイントになると思います。」
  • イベントのPR
「今回11月23日の 土曜日なんですけれども、 柴田久美子会長が 長野県に足を運んでいただいて、 「自宅でおひとり様でも大丈夫」 といった講演をしてくださります。 そこに『みとりし』の上映会も付く かなり特別な企画となっていて、 さらには実際に派遣で 看取り士を使ってくださった ご家族様が北信地域から お2人来て柴田会長と対談という、 実際に看取り士を利用していただいた ご家族さんの声を聞ける すごく貴重な機会となります。 実際に看取りの作法も 今回の企画で短い時間なんですけれども 一般公開として皆さんに具体的に 「どんなふうなお別れをしているのか」 というところを 会場に来ていただいた方に 見ていただける機会となりますので、 ちょっとでも気になる方は 小諸市文化センターで めったにないというか たぶん二度と無い企画に なるかと思いますので、 ぜひ小諸の方は 足を運んでいただけたらと思いますので、 どうぞよろしくお願いいたします。」
映画「みとりし」上映会と 柴田久美子さんによる講演会は、 11月23日(土)の午後1時から、 小諸市文化センターで行われます。
今回、CTKでは 特別に先着20人限定で このイベントの 無料招待券をプレゼントします。 興味がある方は、 CTK報道制作部の 電話番号にご連絡ください。 CTK西館にて 直接チケットをお渡しします。
通常のお申し込み方法の場合は、 画面の電話番号にご連絡ください。 参加費は税込み1700円です。
また、ウェブサイト「Peatix」から 申し込むと、 参加費が 税込み1500円でお得になります。
なかなか知る機会が少ない〝看取り〟の世界。 皆さんの死生観がガラッと変わるかもしれませんよ。     
   
 
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