『旧脇本陣竣工式・粂屋開店披露式(19.7.1)』
この日の竣工式には、 小泉市長や小諸商工会議所の掛川会頭をはじめ、 来賓や関係者など、およそ20人が集まりました。 旧脇本陣は、本陣に次ぐ宿舎として、 江戸時代に参勤交代の大名や家臣が宿泊。 昭和20年代までは、旅館「粂屋」として利用されていました。 平成25年度に、国の交付金を活用し小諸市が購入。 先人が残した文化財を有効活用し、 外国人旅行者や歴史愛好家を中心に交流人口を増やすことで、 まちの活性化につなげようと再整備が図られました。 市民参加のワークショップなどを経て、 平成28年度に市が「旧脇本陣活用計画」を策定。 平成29年度から改修工事に着手し、 ことし3月に完成を迎えました。 一般社団法人こもろ観光局が指定管理者となり、 あす5日(金)に営業を開始します。 こもろ観光局では、まち全体を1つの宿泊施設と捉える、 「まちなかホテル」構想を進めていて、 粂屋はその核となります。 食事提供は朝食のみで、 宿泊客に市内の他の店に足を運んでもらいたいとしています。 総工費はおよそ1億2300万円で、 そのうちの半分は国の交付金も活用されています。 敷地面積はおよそ760平方メートル。 木造2建てで延床面積はおよそ487平方メートルです。 はりや欄間など江戸時代の造りを残して改装しています。 客室は5部屋で、それぞれ内装が異なります。 1階には貸室が2部屋あり、 活動や交流の場、 コミュニティスペースとして利用できます。 さらに、カフェスペースとして「茶屋 くめや」も営業。 歴史や木のぬくもりを感じながら、 ゆったりと過ごすことができます。 こもろ観光局では、3年目の年間宿泊者数の目標を、 およそ2000人として掲げているということです。 小泉市長 「長らくですね、この北国街道沿いを 小諸市の観光の1つの目玉にということで 色々歴代話し合われてきたんですけど、 なかなか起爆剤というものがなくて、 そういった中でですね、江戸時代から旅籠、 現代流で言えば、ホテルとして利用していたこの「粂屋」がですね、 リノベーションして、 新たにお客様を迎えられるようになったということは、 これを1つの拠点として北国街道を歩いていただく きっかけになるのではないかなと、 大いに期待してるところであります。」 観光局花岡理事長 「3年ぐらい前から関わっていて、 やっと1つの節目にまで来たなという感激ですね。 近所の方、市町のみなさんね、ここに思い入れがあって、 本当にこれが近所の方にとっても我々にとっても活用できて、 いいものになってくれればいいかなという風に思ってます。 インバウンドね、海外の人、特に欧米あたりの人はね、 本物志向の人強いですから、それが小諸へ、 欧米の人がどんどん歩いているような感じになるとうれしいかなと思ってます。 まちなかホテルっていうのは、とっても難しいです。 なぜかって言ったら、空き家のだめになって、 どうしようかっていうものが、生きてくるってことですからね、 どこもが日本中がそれを狙ってるんだけど、 なかなかできるとこはないと。 だけども脇本陣ができたことで、 これが起爆剤となって、これを利用しながらひょっとしたら、 まちなかホテル構想が小諸でできるんじゃないか。 観光局とすると、それをやっぱりやっていくのが使命かなと思ってます。」