『新町区 ふれあいの会(13.2.19)』
19日(火)、新町区では、押出公民館でふれあいの会を開きました。
新町区のふれあいの会は日頃、お年寄りが家にこもりがちになるのを防ぐと共に地域の交流を深めようと
年に3回、区の主催で開いているものです。
この日は75歳以上のお年寄り、およそ40人が参加しました。
まず始めにここ数年、高齢者の交通事故が多くなっていることから、
安全についての意識を高めてもらおうと小諸警察署 交通課の丸山富雄(まるやま とみお)課長が
交通安全について話しました。
丸山さんは、ゆとりをもって行動することや、横断歩道を渡る時には、一度止まって左右確認をしたり、
暗い道では反射棒を自分の持ち物に付けるなど防衛意識を持つことの大切さについて説いていました。
また、とっさの判断力をつけるために、参加者と一緒に丸山さんが出した手に負けるようにジャンケンをして
前頭葉を鍛える体操をしました。
普段、勝ちジャンケンに慣れていることもあり思わず間違えてしまう参加者も多く
皆で、笑いあう場面も見られました。
続いて、参加者にお腹の底から笑って楽しんでもらおうと
区内在住のアマチュア落語家林家さんぽさんを招いての落語会が行われました。
林家さんの巧みな話術に、皆、引き込まれるように聞き入っていました。
枕話に続いて、この日林家さんが披露したのは
「お金に欲をかかないで長生きして欲しい」という内容の古典落語「死神」です。
林家さんは話に身振り手振りを加えたり、表情に変化を付けるなど
ユーモラスな語り口で参加者の笑いを誘っていました。
落語の後には、待ちに待った食事の時間です。
今回は、仕出し弁当に大根や、にんじん、豆腐などが入った具沢山の味噌汁が振舞われました。
この味噌汁は区の福祉推進員のメンバーら8人が寒い日に体を温めてもらおうと地元の野菜を使って
朝9時半から作ったものです。
参加した人たちは、会話をはずませながら美味しそうに味わっていました。
この日、食事の後には、介護予防教室が開かれ、足のストレッチやゲームを行ったそうです。