『戦国協奏講演会 第参陣 戦国史上もっとも失敗し挽回した男 仙石権兵衛秀久(16.1.26)』
NHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、
真田とも縁ある小諸城の歴史をPRしようと
市内では去年11月から
毎月「小諸城 戦国協奏講演会」と題した講演会が行われています。
26日(火)には
初代小諸城・城主仙石秀久をテーマとした
講演会が行われました。
この日会場となったステラホールには、
市民らおよそ40人が集まりました。
講師を務めたのは小諸市観光協会の大西崇弘さんです。
大西さんは「戦国史上もっとも失敗し挽回した男 仙石権兵衛秀久」と題し
小諸城初代城主、仙石権兵衛秀久について
現在放映中の真田丸のストーリーと絡めながらわかりやすく説明していました。
小諸市では、NHK大河ドラマ「真田丸」を
町の活性化に繋げていこうと、
市や商工会議所、それに観光協会と観光ガイド協会や、
フィルムコミッションが協力して
「真田丸」支援こもろプロジェクトを立ち上げています。
「小諸城 戦国協奏講演会」と名付けられたこの講演会は、
真田丸支援こもろプロジェクトが
真田とも縁ある小諸城の歴史をPRしようと
去年11月から毎月開いているものです。
この日、大西さんは
豊臣秀吉の家臣であった仙石権兵衛秀久の失敗と
その後名誉挽回し
小諸城初代城主となるまでのエピソードを軽快な語り口で紹介していきました。
秀吉の命に背き、
戸次川の戦いで大敗した仙石秀久は、
領地を没収された上、身分をはく奪されてしまいます。
しかし、その後の小田原征伐の際、
体中に鈴をつけ、無の旗印を掲げて駆けつけ活躍。
大西さんは仙石秀久が秀吉の許しを得ることになった訳についても
わかりやすく語っていました。
集まった人たちは、時折資料を眺めるなどしながら
大西さんの話に興味深そうに耳を傾けていました。
真田丸支援こもろプロジェクトでは、
この「小諸城 戦国協奏講演会」を
今年7月まで、毎月開催することにしています。
次回は、2月7日(日)、午後1時30分から
ステラホールを会場に行われるということです。