『成田山社殿解体・安全祈願神事(15.6.19)』
市内荒町にある光岳寺の境内には、
古くから成田山の社殿があります。
この度、この社殿の解体が決まり、
19日(金)に工事の安全を祈る神事が行なわれました。
この日光岳寺の境内には、
成田山の社殿を管理する世話人を務めている
武田良男さんと、
光岳寺の住職や総代など8人が集まり、
厳かに神事が行なわれました。
光岳寺の境内にある成田山の社殿は
明治13年に建てられたもので、
かつて不動明王が祀られていたものです。
平成10年頃までは、毎月27日には縁日が開かれ、
「成田講」と呼ばれる信者たちや
観光客で賑わっていたと言います。
しかし時代とともに「成田講」が崩壊し、建物も老朽化。
およそ5年前から、
武田さんをはじめ、光岳寺の住職や総代たちが話し合い、
これ以上の維持や補修は難しいとして、
社殿の解体が決まりました。
解体工事は今月22日(月)から
およそ10日間行なわれる予定で、
費用のおよそ120万円は寄付で賄われることになっています。