『性同一性障害の現状と課題(17.6.11)』
多様な性について考える講演会が、
11日(日)、市民交流センターを会場に開かれました。
この講演会は、性の多様性について理解を深めようと、 市立小諸図書館が主催して開いたものです。
講師を務めたのは、長年 心と体の性が一致しない「性同一性障害」に悩み、 5年前に性別適合手術で男性から女性になった 長岡春奈さんです。
自身が保育園の頃に 心と身体の性の不一致に気づいたという長岡さん。 義務教育中には女性のような振る舞いを理由に 激しいいじめに遭い、自殺を考えたこともあったと言います。
講演の中で長岡さんは、 心の性と身体の性、好きになる性について説明し、 現在13人にひとりが、性的少数者と言われる 同性愛者や「性同一性障害」であるという 調査結果を紹介しました。 また、こういった性的少数者は、 他人から理解されにくいため、 苦悩も多かったなどと話していました。 続けて長岡さんは、 性的少数者であるがために起こる「いじめ」や、 「就職」の問題など、 生きていくためには様々な障害があると話し、 「こういった苦悩をしている人が必ずいるということを心にとめ、 理解して欲しい」などと呼びかけていました。
集まった人たちは、時折メモを執るなどしながら、 長岡さんの体験談に耳を傾けていました。
この講演会は、性の多様性について理解を深めようと、 市立小諸図書館が主催して開いたものです。
講師を務めたのは、長年 心と体の性が一致しない「性同一性障害」に悩み、 5年前に性別適合手術で男性から女性になった 長岡春奈さんです。
自身が保育園の頃に 心と身体の性の不一致に気づいたという長岡さん。 義務教育中には女性のような振る舞いを理由に 激しいいじめに遭い、自殺を考えたこともあったと言います。
講演の中で長岡さんは、 心の性と身体の性、好きになる性について説明し、 現在13人にひとりが、性的少数者と言われる 同性愛者や「性同一性障害」であるという 調査結果を紹介しました。 また、こういった性的少数者は、 他人から理解されにくいため、 苦悩も多かったなどと話していました。 続けて長岡さんは、 性的少数者であるがために起こる「いじめ」や、 「就職」の問題など、 生きていくためには様々な障害があると話し、 「こういった苦悩をしている人が必ずいるということを心にとめ、 理解して欲しい」などと呼びかけていました。
集まった人たちは、時折メモを執るなどしながら、 長岡さんの体験談に耳を傾けていました。