『御影道祖神祭り(14・1・7)』

           
        Posted on 2014年 1月 10日      
     
       

7日(火)、御影区では、県の無形民俗文化財にも指定されている、

伝統の「御影道祖神祭り」が行われ、多くの人が訪れました。

 

御影道祖神祭りは、無病息災や五穀豊穣、子孫繁栄などを願い、毎年1月7日に行われているもので、

江戸時代から300年以上にわたって続けられてきた伝統の祭典です。

祭りの見どころは、上宿と下宿それぞれの子どもたちが乗った、

2台の山車のぶつけ合いです。

午後6時、ぶつけ合いに向けて2台の山車が、上宿と下宿それぞれの道祖神前から出発すると、

子どもたちは、山車の上からみかんや日用品などの護符をまいていきました。

集まった人たちは、ご利益にあやかろうと一斉に山車に向けて手を伸ばしていました。

2台の山車が御影区のコミュニティーセンター前に到着すると、

「御影天領太鼓」のメンバーらによる力強い太鼓の演奏が、

祭りの雰囲気を盛り上げます。

太鼓の演奏が終わるといよいよ山車のぶつけ合いが始まります。

総重量1トンを超える2台の山車が何度もぶつかり合う姿は、

見る人を圧倒し、毎年多くの人を魅了し続けてきました。

今年も、大きな音を立てて山車がぶつかる度に、

観客からは大きな歓声が上がっていました。

山車に乗った子どもたちは、始めは緊張した様子でしたが、

何度かぶつかり合ううちに慣れたのか、笑顔を浮かべる姿も見られ、

祭りを満喫しているようでした。

     
   
 
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