『御影区池の前地区どんど焼き(16.1.14)』
御影区池の前地区のどんど焼きは、
古くから行われているこの地域の伝統行事です。
会場中央に設けられた大きなやぐらに点火されると、
火は勢いよく燃え広がりました。
このどんど焼きの煙にあたると
厄払いができると昔から言い伝えられています。
集まった人たちはやぐらを囲んで談笑しながら
一年の無事を祈っていました。
また、この地区のどんど焼きで恒例となっているのは
この護符まきです。
御影区には、同じように護符を撒く
道祖神祭りがあることから、
その風習を受けてどんど焼きでも
お菓子やカップラーメンなどの護符が撒かれています。
護符を撒くのは、厄年など一年の厄を落としたいと願う
区民たちです。
集まった人たちは、勢いよく投げられる護符を
一つでも多く拾おうと手を伸ばしていました。
今では週末など、人が集まりやすい曜日に
どんど焼きが行われている地域も多いですが、
池の前地域では、
昔から14日と日にちを固定して行っています。
住民たちは、古くから伝わるこの伝統行事を、
今後も絶やさずに続けていきたいとしています。