『御幸町区 特殊詐欺講話・寸劇(15.6.22)』
22日(月)、御幸町区では、75歳以上の一人暮らしの区民と
80歳以上の区民を対象に、
特殊詐欺についての講話と寸劇が行なわれました。
この日寸劇を披露したのは、小諸警察署生活安全係の
山岸英司係長と
小諸防犯協会連合会女性部の会員たちです。
会場には、対象となる区民17人が集まりました。
これは、近年増えている特殊詐欺を
未然に防ぐ方法を地域で考えていこうと、
御幸町区で初めて企画されたものです。
県内で実際に発生した詐欺事案が実演されました。
寸劇の中で、詐欺グループは
警察や金融関係者などに成りすまし、
皆で代わる代わる電話をして高齢者を騙します。
言葉巧みに高齢者から
現金とキャッシュカードを騙し取る事例が、
集まった人たちに紹介されました。
寸劇に続き、山岸係長が「はっきり断る」など
詐欺に合わないための5か条について説明。
集まった人たちは納得した様子で聞き入っていました。
小諸市内の今年の特殊詐欺被害は、
6月17日現在で3件発生していて、
被害額は合計2400万円です。
また、未然に防いだ特殊詐欺事案は5件で、
金額は合計2600万円にのぼります。
私たちも特殊詐欺被害に遭わないように、地域一帯となって
気をつけていきましょう。