『平成28年度佐久広域連合時局講演会参議院議員今井絵理子氏講演 (17.3.20)』

           
        Posted on 2017年 3月 27日      
     
        佐久地域11市町村で構成する佐久広域連合では、 障害者が地域で安心して暮らせる社会や 支援の向上に努めています。 その一環として、連休最終日となった20日(月)には、 音楽グループSPEEDの元メンバーで、 現在、参議院議員を務める今井絵理子さんを迎え、 「障害」をテーマにした講演が 佐久平交流センターで行われました。
講師を務めた今井絵理子さんは、 人気音楽グループSPEEDの元メンバーで、 現在は、参議院議員を務めています。 聴覚障害のある12歳の息子をもち、 各地で、障害のある人や、支える家族を笑顔にしようと、 講演やボランティア活動を行っています。
今井さんは、この日、来場者およそ450人の前で、 聴覚障害者である息子と歩んできた経験をもとに、 「障がいもひとつの個性」というテーマで話しました。 今井さんの息子の礼夢くんに聴覚障害があるとわかったのは、 生後3日目。 悩みながらも、息子のために明るくいようと決めた今井さんは、 障害に対する世間の暗いイメージを払拭したいと、 9年前に、テレビ番組で、息子の聴覚障害を公表しています。
講演では、多くの人に、障害を正しく理解してもらいたいと訴えました。
また、同じ境遇にある母親と交流し、手話を覚えたり、 各地のろう学校や盲学校で 音楽を通じたボランティア活動をしたりする中で、 障害に対する社会の壁を感じたという今井さん。 「政治家として、 障害者や子どもたち、すべての人がお互いに認め合い、 住みやすい環境作りに向け、尽力したい」と 決意を新たにしていました。     
   
 
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