『平成28年度 小諸市防災士研修会(17.2.18)』

           
        Posted on 2017年 2月 24日      
     
        小諸市では、災害時の対応などについて 専門的な知識を持つ「防災士」の資格を115人が取得しています。 18日には、防災士の資質向上などを目的とした研修会が開かれました。
この日は、現在市内で防災士の資格を持つ115人のうち30人が出席し、 長野県危機管理部の防災指導員を講師に いざという時の具体的な対処方法などについて学びました。
防災士とは、NPO法人「日本防災士機構」が認定する民間資格で、 防災や災害時の対応などについて2日間講習を受けた後、 試験に合格すると取得することができるものます。
小諸市では、地域の防災力の強化につなげようと、 区の代表や消防団員などを対象に、 平成20年に市が費用を全額負担して講習会を開催。 以降も個人で資格取得を目指す人には費用を全額助成していて、 資格取得後もこうした研修会を通して技術向上のサポートを行っています。 この日は、「災害クロスロード」と題し、災害発生時の場面を想定した机上訓練が行われました。
参加した人たちは、用意された質問に対して 即座に「イエス」「ノー」の札で、自身の考えを示し、 その理由についてグループごとに話し合っていました。 会場では、「他の参加者の意見を聞くことで、 新たなものの見方ができるようになった」という声なども聞かれ、 この日の机上訓練は、災害時にとるべき行動について改めて考える よい機会になったようです。     
   
 
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