『平成27年度 小諸市区長会 研修会(15.10.7)』
7日(水)、市役所新庁舎では、
市内68の区の区長からなる
小諸市区長会の研修会が行われました。
この研修会は、
地域の現状や課題を皆で共有し、考える場を設けようと
毎年この時期に開かれているものです。
会場には、市内に68ある行政区のうち、
60の区の区長が集まりました。
研修会で行ったのは、「避難所運営シミュレーション」です。
晩秋の午後6時に
震度6強の地震が発生したと想定して行われた、
このシミュレーション。
区長らは、
「施設の安全が確認できなくても住民を避難所に入れるか」など
4つの課題についての対応方法を、
グループに分かれて話し合いました。
小諸市区長会では、
2004年の新潟県中越地震で震度6強となり、
死者19人が出た新潟県小千谷市を
今年7月に視察に訪れています。
参加した人たちは、
小千谷市で実際に見聞きした事例を参考にしながら、
地域の防災リーダーとして活発に意見を交わしていました。
研修会を企画した小諸市では、
有事の際は地域での即断即決を求められる場面があるため、
区長らには日頃から地域の情報を把握し、
防災に役立てて欲しいとしています。