『平成27年度 在宅医療連携拠点事業「みんなで支える認知症講演会」(15.11.7)』

           
        Posted on 2015年 11月 12日      
     
       

7日(土)、小諸グランドキャッスルホテルを会場に、

認知症についての講演会が開かれました。

この講演会は、

認知症について多くの人に正しく知ってもらおうと、

医療事業所や介護事業所、

それに小諸市をはじめとする自治体で組織される

「小諸北佐久医療・介護連携推進協議会」の主催で

開かれたものです。

会場には、医療や介護の関係者や一般の市民など、

およそ130人が集まりました。

第一部で行われたのは、

小諸厚生総合病院の職員や看護師による寸劇です。

ある家族のおばあさんが認知症になり、

忘れっぽくなる様子が表現されました。

集まった人たちは、

認知症の初期の症状や家族の反応について

共感しているようでした。

第2部では、

認知症の専門医として様々なメディアでも活躍する

群馬大学教授の山口晴保さんによる

講演が行われました。

山口さんは、

「長寿と認知症はセット。誰でもかかりうる病気」だと説明。

さらに、

「認知症の患者は、

自分ができていないことへの自覚がないことが特徴。

その自覚のなさを認めてあげてほしい」と話しました。

患者の家族との実際のやり取りを紹介しながら進める

山口さんの話に、

集まった人たちは、納得した様子で聞き入っていました。

主催した小諸北佐久医療・介護連携推進協議会では、

今後も地域の医療と介護の連携を強め、

いつまでも安心して暮らせる地域の仕組みづくりに

繋げていきたいとしています。

     
   
 
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