『平成26年度 小諸市防災士研修会 (15.2.1)』
小諸市では、災害時の対応などについて
専門的な知識をもつ「防災士」の資格を
113人が取得しています。
今月1日(日)には、技術の向上などを目的に
防災士を対象とした研修会が開かれました。
この日は、現在防災士の資格を持つ113人の市民のうち、
35人が参加し、
小諸消防署の署員を講師に、
応急手当と救命処置について学びました。
防災士とは、
NPO法人「日本防災士機構」が認定する民間資格で、
防災や災害時の対応などについて2日間講習を受けた後、
試験に合格すると取得することができます。
小諸市では、地域の防災力の向上に役立てようと
区の代表や消防団員などを対象に、
平成20年に市が費用を全額負担して講習会を開催。
以降も、個人で資格取得を目指す人には、
費用を全額助成しており、
こうした研修会を通して、個々の技術向上を図っています。
この日参加した人たちは、
胸骨圧迫や人工呼吸の手順などについて、
実際に人形を使いながら確認していきました。
皆、講師を務める小諸消防署員から
アドバイスを受けながら
真剣な表情で訓練に取り組んでいました。
小諸市では、防災士の資格を持つ人たちに、
地域の防災リーダーとして、
区の中心となる存在になっていってもらいたいとしています。