『平成25年度しなの鉄道総合防災訓練(13・12・17)』

           
        Posted on 2013年 12月 22日      
     
        17日(火)、小諸駅では、 しなの鉄道株式会社による 地震を想定した防災訓練が行われました。 この日は、しなの鉄道株式会社の職員40人の他に 小諸駅の周辺住民ら9人も参加し、 震度6の大規模地震が発生したことを想定して、 実際の列車を使った訓練を行いました。 しなの鉄道では、地震や列車の脱線などの異常事象に適切に対応するため、 毎年独自の防災訓練を行ってきましたが、 職員だけでなく近隣住民も参加しての訓練は、 今回が初めてとなります。 今回の訓練では、より実際の状況に近づけるため、 乗務員は訓練用の列車から 上田にある本社に連絡をとりながら、 乗客の避難誘導を行いました。 実際の列車を使った本格的な訓練に、 乗客たちにも緊張感が走ります。 訓練にあたる職員たちは、 乗客の安否確認や車両の点検など、 非常時の対応について一連の流れを 一つ一つ丁寧に確認していました。 列車から乗客を避難させる準備が整うと、 職員たちは車両の前方に避難口を設け、 乗客たちを列車からおろしていきました。 職員たちは、 協力しあいながら、スムーズに全乗客を救援バスに誘導し、 最後まで真剣な表情で訓練に取り組んでいる様子でした。 この日は、車両を使用した訓練の他に、 小諸消防署の指導の下、AEDの取り扱いなど、負傷者への応急処置訓練も行われ、真剣な表情で参加する職員の姿が見られました。 また、西上田駅では技術職員を対象に、器具を使って脱線した列車を持ち上げ、 復旧する訓練も行われたということです。 こういった実践的な訓練が行われている様子をみると 私たちも安心して列車を利用することができますよね。      
   
 
TOP