『平成25年小諸市消防出初式(13.1.6)』

           
        Posted on 2013年 1月 11日      
     
       

6日(日)、年初めの恒例行事平成25年の「小諸市消防出初式」が、行われました。


これまで市民会館ホールで行われていた出初式ですが、市民会館が閉館・解体となったことから、

今年は文化センターホールに場所を変えての開催となりました。

今年の小諸市消防出初式には、市の消防団員などおよそ500人が出席しました。

訓示に立った栁田市長は、

「常に危険と隣合わせにありながらも、市民の生命と財産を守り、

消防の使命を遂行されている消防団員の皆様と共に、

災害のない安全安心なまちづくりに向けて決意を新たにしたい。」と述べました。

また、塩川克巳団長は、

「火災発生件数を1件でも少なくし、また、日頃の訓練によって自然災害を最小限に留めたい。」と

今年の抱負を述べていました。

式典では、長年に渡り、消防活動に貢献した団員らの表彰が行われ、

前団長の塩川英明さんに市長表彰と、長野県消防協会からの感謝状が贈られた他、

小諸市消防団から、塩川さんを始め、昨年退職した消防団員らにも表彰状が贈られました。

また、多くの団員が、日本消防協会を始め、県や北佐久消防協会、また市消防団から、

永年勤続表彰など各種表彰を受賞しました。

一定期間無火災に努めた分団にも表彰が贈られています。

退職者を代表して挨拶に立った、前消防団長の塩川英明さんは、これまでの消防活動に感謝した上で、

「これからは一市民として、それぞれの立場で消防の発展に尽くして行きたい。」と述べていました。

また、長野県消防協会から、勤続21年で功績章を受賞した、

第2分団長の朝倉近志さんは、受賞者を代表して挨拶に立ち、

「1人ひとりは微力ではあるが、これからも力をあわせて消防団活動に努力していきたい。」と

謝辞を述べていました。

この日は式典に続いて、会場となった文化センター玄関前で、恒例の「分列行進」が行われました。

団員たちは、市長の観閲の下、表情を引き締めながら、堂々と、息の合った行進を見せていました。

団員たちの行進に続いて、各分団の積載車や消防自動車、

それに高規格救急車や35m級のはしご車などが列を連ね、訪れた人たちを楽しませていました。

また、野岸幼稚園の園児たちで作る「幼年消防クラブ」の子どもたちも、

専用の法被や消防服に身を包んで元気に行進。

市長らの前で堂々と、火災予防の誓いの言葉を披露しました。

小諸市内の昨年1年間の火災発生件数は23件で、前の年に比べて、14件少なくなっています。

小諸市消防団では、今年も地域の予防消防活動に力を尽くしていきたいとしています。

     
   
 
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