『平原区 二十五菩薩来迎会 (16.3.27)』

           
        Posted on 2016年 4月 8日      
     
        27日(日)、平原公民館では、 伝統の二十五菩薩来迎会 面出し祭典が行われました。
今年の面出し祭典には、 二十五菩薩来迎会保存会の会員ら およそ20人が集まりました。
平原区に伝わる二十五菩薩来迎会は、 阿弥陀如来をはじめ25の菩薩が娑婆の世界の死者を救い、 極楽浄土へ導く様子を踊りと念仏で表したものです。 この行事は、時宗を開いた一遍上人の踊り念仏が起源だと 言われています。 使われる面の中には 鎌倉時代末期から室町時代初期の作品があり、 美術的にも大変貴重です。 昭和45年3月には、 市の重要無形文化財にも指定されました。
地域の伝統を継承していこうと、 去年、一昨年は舞の一部を披露しましたが、 今年は人手不足などを理由に 和讃を唱えるのみとなりました。
鎌倉時代からおよそ700年以上続けられている 伝統行事とあって、 会場は厳かな雰囲気に包まれていました。     
   
 
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