『帰山水曜講習会(13・10・2)』
市内在住の水墨画家、名立帰山さんから水墨画を学ぶ講習会が、
2日(水)に和田の農村研修センターで開かれました。
この講習会は、長野県を中心に活躍している水墨画家名立帰山さんの素晴らしい作品に触れることで、
その技術を多くの人に伝承していこうと、名立帰山さんの門下生らが中心となって企画したものです。
今回はじめての試みとなった講習会には、門下生をはじめ、近隣地域の住民などおよそ15人が参加。
はじめに名立さんが即興で作品を描き上げ、集まった人たちは筆遣いや墨の濃淡などについて
じっくりと見て学びました。
名立帰山さんは、市内和田在住の水墨画家で、市内はもとより、佐久や上田、軽井沢、
それに須坂や長野などに水墨画教室を構え、現在門下生の数は 300人にものぼります。
名立さんは集まった人たちを前に、力の強弱を使い分けながら堂々と作品を描き上げていきました。
時折、作品を描く際のポイントなどを話しながらみるみる仕上げていく名立さんの筆遣いに、
集まった人たちは終始魅了されているようでした。
描き方の手本を見た後は、いよいよ実践です。
参加した人たちは、一人ずつ机に向かうと、もくもくと筆を走らせていました。
中には、初めて水墨画に挑戦するという人もいましたが、皆、名立さんのアドバイスに従うように、
丁寧に描き進めていました。
今回初めての開催となったこの講習会。
今月は第一と第4水曜日に、来月は第二と第四水曜日に予定されています。
受講料は千円で、誰でも気軽に参加することができます。