『市議会ごみ処理施設建設特別委員会 (13.3.15)』

           
        Posted on 2013年 3月 20日      
     
       

15日(金)の午後には、新しい委員会構成による

小諸市議会の厚生病院・市庁舎問題特別委員会も開かれました。


この日の会議では、新たに特別委員会の名称を「まち再生特別委員会」とし、2年半に渡って

審議が行われてきた「厚生病院・市庁舎問題特別委員会」は解散することが決まっています。

後期の厚生病院・市庁舎問題特別委員会の委員は9人で、

委員長には、竹内健一議員が、副委員長には、田邉久夫議員が就任しています。

この日は、市側から新庁舎の基本設計について、これまでに市民懇話会や

市民ワークショップで出た意見や、レイアウト案が示された他、今後の進め方などについても

報告が行われました。

市庁舎や図書館、コミュニティスペースについては、26日に行われる市民懇話会と市民ワークショップで、

基本設計について示されることになっています。

またそれに先立ち、22日には、近隣に住む人たちを対象とした、住民説明会が予定されています。

市では新年度5月から、実施設計に入っていく計画で、4月21日には、全市民を対象とした

「基本設計報告会」も開かれることになっています。


委員からは、「多くの市民に丁寧な説明をして欲しい。」といった意見が上がっていました。


また、この日の特別委員会には、小諸厚生総合病院から、病院建設推進室の丸山幸夫さんが出席し、

新病院の基本構想について説明しました。


小諸厚生総合病院では、新病院のコンセプトについて、「地域医療の充実」

「健康増進とスポーツ医学の推進」「小諸市と協調した街づくり連携」の3つを掲げています。

その中で丸山さんは、病診連携など、他の医療機関との緊密な連携による

地域完結型の医療を目指すことなど、具体的な取り組みについて説明。

新たな取り組みとしては、浅間山麓高地トレーニングエリア構想への協力として、法人を立ち上げ、

高地トレーニングプログラムの策定や活用などで、住民の健康増進や、都心からの利用者増に

繋げて行きたいなどと話しました。

また、新病院の規模としては、地下1階、地上6階建てで、病床数は255床とし、

現行の診療科は維持していくことなどが報告されました。

予定では、平成25年度中に基本設計を終え、来年1月から実施設計に入り、平成27年10月に着工。

平成29年4月に竣工し、その年の7月に開院予定となっています。


委員からは、病診連携について良い形で続いていくよう要望する声や、

佐久の基幹医療センターが先に開院となる中で、医師確保に向けた対策を取って欲しいなどといった声が

上がっていました。

 なお、この日は、理事者退席後の協議の場で、「厚生病院・市庁舎問題特別委員会」としては解散し、

新たに「まち再生特別委員会」に名称を変えて、移行していくことが確認されました。

これは、2年半に渡り審議してきた中で、病院と市庁舎の再構築が決まり、

一定の方向性が見えてきたことによるものです。

今後は、「まち再生特別委員会」として、コンパクトシティによるまちづくりの観点から、

審議していくということです。


 いよいよ動き出した市庁舎敷地一帯の周辺整備。

議会特別委員会も新たに名称を変えて、審議していくことになりました。

新しい「まち再生特別委員会」の設置は、3月定例会最終日の21日の本会議に

提案されることになっています。

     
   
 
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