『市立小諸図書館開館5周年記念 ビブリオバトル (20.11.28)』

           
        Posted on 2020年 12月 4日      
     
        市立小諸図書館5周年記念イベントの後には、 図書館友の会が主催するビブリオバトルが開かれました。 昨年度から利用者有志で集まり交流会や勉強会、 書架整理などの活動を行っている図書館友の会。 図書館の5周年記念イベントの一環として ビブリオバトルを開き、 事前にエントリーした参加者や来館者など およそ30人が集まりました。
ビブリオバトルとは、 ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」のこと。 発表者は、お気に入りの本を持ち寄り、 持ち時間内で、資料などを使わず自分の言葉で 面白さを伝えるプレゼンテーションを行います。 質疑応答を経て、発表を聞いた参加者で多数決を行い、 一番読みたくなった本、「チャンプ本」を決めるというものです。 今回は大人の部と子どもの部に分かれて開催され、 あわせて9人が参加。 4人がエントリーした大人の部では、 参加者が1人5分の持ち時間で本を紹介していきました。
来館者による投票の結果、 鈴木仁美さんが紹介した「かしこい単細胞 粘菌」が チャンプ本に輝きました。 また、子どもの部では、エントリーした5人の小学生が 互いに本や図鑑を紹介し合いました。 図書館友の会では、今後も 市民に本に親しんでもらえるようなイベントを 開催していくということです。
小学生 「緊張したけど楽しかったです。」 「少し緊張したけど楽しかったです。」 「いろんなことが知れたりするからです。」 「面白かったり、勉強になったりするところです。」 「本がたくさんあって、たくさん借りられるところが好きです。」 「いろんな種類の本があるところと、 新しい本もたびたび入ってくるのがいいです。」
鈴木さん 「科学系の本ですし、 物語のような本を選ぶ方が多いんじゃないかなと思っていたので、 しかも児童書なので、選ばれるとは思わなくてびっくりいたしました。 いろんなものをサーフィンみたいな感じで 本を見たりするだけでも来るので、 週に1回くらいは来ております。 自分の好きな分野は確かにあるんですけれども、 背表紙や表紙を見て自分の知らない世界が 広がっていくんじゃないかなって、 そこが図書館のいいところだと思っているので、 本って自分の世界を少しずつでも 広げていけるところがいいなと思います。 この5年もいい図書館になるために 皆さん努力されてきたと思うんですけれども、 また次の5年も、その次も、 よい図書館にきっとなっていくと思いますので、 小諸の皆さんに愛される図書館に なっていってもらえればいいなと思っています。」     
   
 
TOP