『市立小諸図書館ワークショップ小諸の子どもの読書のあれこれ(17.7.25)』

           
        Posted on 2017年 8月 3日      
     
        小諸市では、 18歳以下の子どもの読書活動を、 様々な場面から支援するため 今後の新しい指針となる 「子ども読書活動推進計画」を策定する計画です。 この計画を多くの市民の声を生かして作っていこうと、 25日(火)には、市民交流センターで、 「小諸の子どもの読書の〝これから〟」と題した ワークショップが行われました。
この日は、市内小中学校の図書館司書を始め、 幼稚園教諭や図書館利用者などおよそ30人が 集まりました。
小諸市では、18歳以下の子どもの読書活動を支援するための 環境整備の必要性などについて定めた、 「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき、 平成22年度から、「子ども読書活動推進計画」を策定。 子どもの自主的な読書活動を推進するための 活動に取り組んでいます。 今回策定する計画は、 平成22年度から24年度までの第1次計画と、 平成25年度から28年度までの4年間に渡る 第2次計画に続く、 第3次計画となるものです。 昨年度から運用が始まっている市の総合計画 「第10次基本計画」の実施計画として位置づけられる 予定になっています。
これまで過去2回の計画は 有識者などでつくる策定委員と 市職員で作ってきましたが、 今回は、全3回に渡るワークショップを行い、 市民の声を計画に反映させていく予定です。
初回のこの日は、読書〟の可能性を話そう!をテーマに、 参加者らが2つのグループに分かれて、 幼児期から現在までの 「自分の読書体験」を話し合いました。
参加者らは、幼いころの読書体験や、 子どもが生まれてから読み聞かせを行った経験など、 自身の人生と本との関わりについて話しました。
ワークショップのまとめでは、 今後策定される第3次小諸市子ども読書活動推進計画の中に、 読書の楽しさやポジティブなイメージを子どもたちに伝える 取り組みを盛り込みたいなどといった 意見も出されました。
29日に予定されている2回目のワークショップでは、 「子どもに〝読書″を届けよう」をテーマに、 実際に読書の楽しさを伝えるための方法を 話し合っていく予定です。 今後小諸市では、全3回のワークショップを踏まえ、 10月に第3次小諸市子ども読書推進計画の素案を作成、 市立小諸図書館の館内やホームページ等で公表し パブリックコメントを実施して市民からの意見を募ります。 その後、来年1月に策定した計画案の 市民向けの報告会を行い、 教育委員会で審議を受け、計画の完成を目指します。     
   
 
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