『市立小諸図書館オープン (15.11.28)』

           
        Posted on 2015年 12月 2日      
     
       

市民待望の施設がいよいよオープンです。

28日(土)市役所新庁舎と一体整備で

建設が進められてきた、

こもろプラザ内1階の図書館が、

オープンとなりました。


オープン初日となった28日(土)には、

こもろプラザ前でオープニングセレモニーが行われ、

訪れた市民らが、共にくす玉を割って、

図書館開館を祝いました。

図書館の入口がオープンとなると、

訪れた人たちは、待ちに待ったとばかりに中に入り、

新しくなった図書館の中を見学したり、

お目当ての本を探したりしながら、

さっそく図書館での時間を満喫している様子でした。

新しい小諸図書館は、

市役所新庁舎と一体整備で建設が進められてきた

「こもろプラザ」の1階に作られました。

地下の閉架書庫も含めて、延床面積は2150平米。

開架図書10万冊、閲覧席150席を確保しています。

館内は、本の分野や用途に合わせて

「ひだまりのひろば」や「せせらぎのひろば」など

名称がつけられており、

色分けをして、本をわかりやすく配置しています。

そのうち、入口近くに設けられたのは、

小諸のことを知ってもらうためのコーナー

「こもろのひろば」です。

郷土小諸の歴史を伝える書籍などが集められ、

貸し出しをしていない

貴重な資料などの展示も行われています。

また、今後旧市役所庁舎の位置に

小諸厚生総合病院の新病院が新設されることから、

「こころとからだのひろば」として、

医療や介護、健康についての書籍などを集めたコーナーが

設けられました。

オープンを記念し、今月30日までは、

乳がんの触診モデルの展示も行われており、

実際に「乳がん」の早期発見につながる

触診体験をすることができます。

児童向けの絵本や本を集めた

広いスペースが設けられているのも新図書館の特徴の一つ。

オープン初日の昨日は、

集まった子どもたちを前に絵本の読み聞かせも行われ、

皆、目を輝かせて話に聞き入っていました。

その他にも、ゆったりと本を読めるスペースや、

DVDなどの視聴覚コーナーも充実しており、

自分が探したい本や図書館の利用目的に応じて、

活用することができます。

また、壁のところどころに、

市内の小学生が、

「わたしのだいすきな小諸」をテーマに描いた絵を元に

デザインされた

シールが貼られており、

今後はこの場所に、図書館からのお知らせなどが

掲示されることになっています。

一方、新図書館には、自動貸出機も設置され、

自分の図書カードのバーコードをかざせば、

カウンターを通らなくても本を借りることが

可能となりました。

初日のこの日は、図書館の職員から使い方を教わりながら、

さっそく自動貸出機で本を借りる人たちの姿も

見られました。

小諸図書館の建設計画は、

旧図書館の老朽化に伴いスタートしたもので、

当初は、駅舎に図書館が入った

複合施設の建設が計画されており、

その後、現在の計画へと変更になった経緯があります。

計画が持ち上がった平成20年からこれまで、

延べ42回、870人もの市民が関わっての

ワークショップや懇談会が開かれており、

7年越しの市民の夢がようやく形になりました。

こもろプラザ入口には、

図書館のオープンにあわせて、

焼き立てのパンとコーヒーなどの飲み物を味わえるカフェも

オープン。

こちらは、年末年始以外は

9時から午後6時まで無休で営業するということです。

新図書館の開館時間は、平日は午前9時から午後7時まで。

6月から9月までは午後8時までで、

土日、祝日は午後6時までとなります。

休館日は木曜日で、

これまでの月曜日から変更となっています。

     
   
 
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