『市立小諸図書館 朗読イベント「ロウドクノセカイ」 (23.11.23)』

           
        Posted on 2023年 12月 13日      
     
        市立小諸図書館主催の 朗読イベント「ロウドクノセカイ七ノ巻」が、 11月23日(木)、 ステラホールで行われました。
テーマに合わせ、 市民らが様々な物語を朗読するこのイベント。 朗読を通して本に触れる機会をつくろうと 市立小諸図書館の主催で 行われているものです。 好評イベントとしてことしで 7回目を迎えます。
今回のテーマは「ふるさと」。 朗読を行ったのは、 イベント主催者の 大林晃美さんが開いている 「朗読と語りの勉強会」 の受講者6人です。
さらに、小諸市の演奏家 髙地妙子さんと篠原ひろみさんによる、 歌と小さなハープのような ライアーという楽器を用いた演奏も 披露されました。   市内在住の松田よし子さんは、 石牟礼道子作 「椿の海の記」より第7章 「廻りの」を朗読。 水俣市の海辺にある「大廻りの塘」を、 著者が狐になりきったような文体で 美しく情景を描いた作品です。   同じく市内在住の三井文子さんは 島崎藤村 作 「市井にありて」より 「小諸のおもいで」を朗読しました。 三井さんは、 藤村目線で語る小諸の風土や人柄を、 情感たっぷりに読み上げました。
集まった人たちは、 ロウドクノセカイに魅了された様子で 物語や音楽に聞き入っていました。     
   
 
TOP