『市庁舎敷地一帯の整備について住民説明会 (13.3.22)』
22日(金)市民を対象にした、市庁舎敷地一帯の整備についての住民説明会が、
コミュニティセンターの3階で行われました。
この日の説明会には、近隣に住む住民を始め、市民らおよそ80人が集まりました。
この説明会は、市庁舎敷地一帯で、今後どのような整備が行われていくのか、
近隣に住んでいる人たちに理解してもらおうと、市が主催して開いたものです。
始めに、プロジェクターを使って、現在市で進めている、市庁舎や図書館、
それにコミュニティスペースの基本設計案や、今後のスケジュールについての説明が行われました。
市庁舎や図書館などの整備にかかる総事業費は、52億6千万円となる見込みで、
庁舎の面積が当初の予定よりも増えていることや、東日本大震災の復興関連で
建設コストが増加することなどから、当初予定していた総事業費よりも12億円ほど
高くなる見通しになっています。
参加した人からは、建設費が増加していることに対する懸念の声が上がった他、
「箱物を作るだけでは賑わいにはならない。大人だけではなく、
子どもの斬新なアイディアも取り入れる機会を作るべき。」などといった声が上がりました。
これを受け、市の担当課長らは、
「商工業の活性化や観光のまちづくりに向けて、新たなアプローチをしていきたい。」
「市民主導で意見を出してもらう場を、行政としても作っていきたい。」などと答えていました。
市庁舎や図書館、それにコミュニティスペースの基本設計については、
今月26日に最終の市民ワークショップが行われ、来月21日に市民向けの基本設計報告会が
ベルウィンこもろで開かれることになっています。
なお、この日の説明会ではこの他、市役所敷地での再構築を進める小諸厚生総合病院からも、
新病院の基本構想や、今後のスケジュールについての説明が行われました。
市役所や図書館、それにコミュニティスペースの建設に向けては、今年5月から
実施設計に入っていくことから、基本設計に関するワークショップは、26日が最終回となります。
時間は昼の部が午後1時半から。
夜の部が午後7時からで、いずれもコミュニティセンターでの開催となります。