『市庁舎敷地一帯の整備について住民説明会 (13.3.22)』

           
        Posted on 2013年 3月 28日      
     
       

22日(金)市民を対象にした、市庁舎敷地一帯の整備についての住民説明会が、

コミュニティセンターの3階で行われました。



この日の説明会には、近隣に住む住民を始め、市民らおよそ80人が集まりました。

この説明会は、市庁舎敷地一帯で、今後どのような整備が行われていくのか、

近隣に住んでいる人たちに理解してもらおうと、市が主催して開いたものです。


始めに、プロジェクターを使って、現在市で進めている、市庁舎や図書館、

それにコミュニティスペースの基本設計案や、今後のスケジュールについての説明が行われました。

市庁舎や図書館などの整備にかかる総事業費は、52億6千万円となる見込みで、

庁舎の面積が当初の予定よりも増えていることや、東日本大震災の復興関連で

建設コストが増加することなどから、当初予定していた総事業費よりも12億円ほど

高くなる見通しになっています。

参加した人からは、建設費が増加していることに対する懸念の声が上がった他、

「箱物を作るだけでは賑わいにはならない。大人だけではなく、

子どもの斬新なアイディアも取り入れる機会を作るべき。」などといった声が上がりました。


これを受け、市の担当課長らは、

「商工業の活性化や観光のまちづくりに向けて、新たなアプローチをしていきたい。」

「市民主導で意見を出してもらう場を、行政としても作っていきたい。」などと答えていました。

市庁舎や図書館、それにコミュニティスペースの基本設計については、

今月26日に最終の市民ワークショップが行われ、来月21日に市民向けの基本設計報告会が

ベルウィンこもろで開かれることになっています。

なお、この日の説明会ではこの他、市役所敷地での再構築を進める小諸厚生総合病院からも、

新病院の基本構想や、今後のスケジュールについての説明が行われました。

市役所や図書館、それにコミュニティスペースの建設に向けては、今年5月から

実施設計に入っていくことから、基本設計に関するワークショップは、26日が最終回となります。

時間は昼の部が午後1時半から。

夜の部が午後7時からで、いずれもコミュニティセンターでの開催となります。

     
   
 
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