『市内小中学校来月から通常登校へ(20.5.20)』
新型コロナウイルス感染予防のために、
今月末まで分散登校となっていた市内の小中学校が、
来月から通常登校に移行します。
これを前に、先週20日(金)
市役所で市のPTA連合会と
教育委員会事務局による
懇談会が開かれました。
この日の懇談会には、 市のPTA連合会の役員5人と、 教育委員会事務局の職員ら5人が集まり、 今月7日から行われている、 小中学校の分散登校の取り組み状況や、 来月1日からの通常登校などについて、 意見交換を行いました。
市内の小中学校では、 地域や学年ごとに分けて、 週2日ずつ登校できる形をとる 「分散登校」を行っています。 今週からは、 来月からの通常登校に ゆるやかに移行できるよう、 全校登校日を1日設け、 週3日登校できるように設定しています。
出席していたPTA連合会の土屋壮亮会長は、 「通常登校が開始された場合、 3密をどのように回避していくのか不安もある。 学力の差が開いてしまう懸念もあるので、 対応を検討してもらいたい。」などと 述べていました。
小諸市の小中学校では、来月からの通常登校以降、 換気や手洗い、ドアノブの消毒の徹底などを行う他、 向かい合っての授業を避け、 全員が前を向いて授業を行うなど これまでの方式とは違った形での授業を行う計画です。
これまでの学習の遅れについては、 年間授業日数を想定して、 夏休みを含めた年間指導計画を修正していく予定です。 長野県の場合は指導要領で示されている時間数以上に、 授業時間数を設定して計画を立てているため、 夏休みを8日から10日ほど減らすことで、 対応できるとしています。
また学校行事に関しては、 今後状況をみながら時期を検討して 開催していく予定です。 修学旅行は現在11月まで延期していますが、 実施が難しい場合は 別の行事で対応していくとしています。 部活動の実施についても、 学校ごとに具体的な方針を策定していく予定です。
なお小諸市教育委員会では、新型コロナウイルス感染の 第2派、第3派の可能性の備え、 オンライン学習に対応する 携帯可能な小型のノートパソコンを、 ことし10月頃をめどに購入することを決めました。 すでに購入してある分をのぞいて、3080台をそろえ、 市内の全生徒に貸し出す予定。
購入には、国の補助金を活用する計画で、 Wi–Fi環境が整っていない家庭の調査も 行っていくとしています。
また、一部学校へ、手洗い場となる蛇口数の増設や、 夏休みが短くなることから、各学校の調理室に スポット型のクーラーの設置も計画しているということです。
教育長 「通常登校となるのは大変うれしい。 今までの遅れをとりもどさなければならない。 ゆっくり今までペースを踏まえて 学校って面白いと思えるような形に 段階を踏んで進めていきたい。 内容を入れ替えたりしながら、 不定期な内容になっていくが、 だんだんと通常の形を 取り戻せるようになるのではないか。 先生方は今までの遅れを とりもどさなければならないと 焦るかもしれないが、 ゆっくり今までペースを踏まえて 学校って面白いと思えるような形に 段階を踏んで進めていきたい。 市民のみなさんには、 子どもたちの生活リズムを 取り戻すようしていただき、 学校、家庭で協力して 子どもたちの学習の環境を整えていきたい。 ご協力をよろしくお願いします。」
この日の懇談会には、 市のPTA連合会の役員5人と、 教育委員会事務局の職員ら5人が集まり、 今月7日から行われている、 小中学校の分散登校の取り組み状況や、 来月1日からの通常登校などについて、 意見交換を行いました。
市内の小中学校では、 地域や学年ごとに分けて、 週2日ずつ登校できる形をとる 「分散登校」を行っています。 今週からは、 来月からの通常登校に ゆるやかに移行できるよう、 全校登校日を1日設け、 週3日登校できるように設定しています。
出席していたPTA連合会の土屋壮亮会長は、 「通常登校が開始された場合、 3密をどのように回避していくのか不安もある。 学力の差が開いてしまう懸念もあるので、 対応を検討してもらいたい。」などと 述べていました。
小諸市の小中学校では、来月からの通常登校以降、 換気や手洗い、ドアノブの消毒の徹底などを行う他、 向かい合っての授業を避け、 全員が前を向いて授業を行うなど これまでの方式とは違った形での授業を行う計画です。
これまでの学習の遅れについては、 年間授業日数を想定して、 夏休みを含めた年間指導計画を修正していく予定です。 長野県の場合は指導要領で示されている時間数以上に、 授業時間数を設定して計画を立てているため、 夏休みを8日から10日ほど減らすことで、 対応できるとしています。
また学校行事に関しては、 今後状況をみながら時期を検討して 開催していく予定です。 修学旅行は現在11月まで延期していますが、 実施が難しい場合は 別の行事で対応していくとしています。 部活動の実施についても、 学校ごとに具体的な方針を策定していく予定です。
なお小諸市教育委員会では、新型コロナウイルス感染の 第2派、第3派の可能性の備え、 オンライン学習に対応する 携帯可能な小型のノートパソコンを、 ことし10月頃をめどに購入することを決めました。 すでに購入してある分をのぞいて、3080台をそろえ、 市内の全生徒に貸し出す予定。
購入には、国の補助金を活用する計画で、 Wi–Fi環境が整っていない家庭の調査も 行っていくとしています。
また、一部学校へ、手洗い場となる蛇口数の増設や、 夏休みが短くなることから、各学校の調理室に スポット型のクーラーの設置も計画しているということです。
教育長 「通常登校となるのは大変うれしい。 今までの遅れをとりもどさなければならない。 ゆっくり今までペースを踏まえて 学校って面白いと思えるような形に 段階を踏んで進めていきたい。 内容を入れ替えたりしながら、 不定期な内容になっていくが、 だんだんと通常の形を 取り戻せるようになるのではないか。 先生方は今までの遅れを とりもどさなければならないと 焦るかもしれないが、 ゆっくり今までペースを踏まえて 学校って面白いと思えるような形に 段階を踏んで進めていきたい。 市民のみなさんには、 子どもたちの生活リズムを 取り戻すようしていただき、 学校、家庭で協力して 子どもたちの学習の環境を整えていきたい。 ご協力をよろしくお願いします。」