『小諸蒸留所 寄付受納式 (25.7.29)』
世界屈指のウイスキーの造り手である
イアン・チャン氏が手がける蒸留所として
おととし7月にオープンした小諸蒸留所。
この度、小諸市の芸術・文化活動に役立ててもらおうと、
収益の一部を市へ寄付しました。
この日は、
軽井沢蒸留酒製造株式会社
小諸蒸留所専務取締役の島岡良衣さんと
マネージャーの岡本裕太さんが
市役所を訪れました。
小諸蒸留所では、
市の財政や観光振興に貢献することを目的に
「ふるさと納税返礼品限定ボトル」と
「地域限定ボトル」を企画・販売しています。
これらのボトルには、
小諸市出身の名誉市民・小山敬三画伯の絵画を使用。
「ふるさと納税返礼品限定ボトル」には、「紅浅間」が
「地域限定ボトル」には、「浅間山盛夏」が描かれています。
今回、小諸蒸留所から市へ寄贈されたのは
その収益の一部 10万円です。
受け取った小泉市長は感謝を伝えたうえで、
「これらのボトルが
小諸のブランド価値を高める1つになることを
願っている」と期待を述べました。
小諸市では、今回の寄付金を
小山敬三美術館基金に積み立てする予定だということです。
小諸蒸留所 専務取締役
「我々は今回、小山敬三先生の絵を使わせていただいて、
こういうボトルの企画をさせていただいたのですが、
これは我々だけでできたものではなくて、
小諸市民の方もいろいろなお声であったりとか、
「小諸はこんな所だよ。いい所いっぱいあるよ」
というお話をたくさんいただいて、
本当に一緒に造ってきたという思いです。
それと絵を大勢の方に見ていただきたい。
今回ご寄付させていただいたのも
そういった敬三先生の絵のよさなどを
広く知っていただきたいということと共に、
多くの方に小諸に訪れていただきたい。
そういったことにご活用いただければと思います。
地域限定ボトルに関しては、
小諸やその周辺に来ないとなかなか飲めない
ということになると思いますので、
ぜひ、このウイスキーを飲みたいと思って
足を運んでいただきたいということと、
飲んでいただいたときに
このウイスキーを造るまでに小諸蒸留所だけではなくて、
地域のいろんな方が熱い思いを持って
一緒に取り組んだという風に
少し思いを馳せていただけると
とてもうれしいです。」