『小諸消防署障害突破訓練隊 県大会2位! (21.6.24 / 7.8放送)』
県内の消防訓練隊が
一堂に会して、様々な競技で救助技術を競う
「長野県消防技術大会」。
先月19日(土)、長野県消防学校で開かれました。
小諸消防署からは、「障害突破」と呼ばれる
救助の花形競技に若手消防士たちが出場。
出場5チーム中2位となりました。
この結果は通常ですと、上位2チームが出場できる
関東地区抽選会への進出となりますが、
ことしは、コロナの影響で全国大会が中止となったため、
訓練隊の活動はこれで終了となります。
小諸消防署障害突破訓練隊。 小諸消防署にはレスキュー専門の部隊がないため、 大会への出場を目指し、期間限定で結成されるチームです。 若手の消防士の中から選考会を行い、 特に体力や技術力に優れた隊員5人と 隊長、副隊長の2人で構成されています。
そんな小諸消防署訓練隊が挑むのは、「障害突破」。 高いビル間の移動、 火災による煙で視界が悪い場所の通り抜けなど 災害現場で起こり得る、あらゆる障害を突破していくという 難関の競技。 救助の花形とも言われています。 小諸消防署訓練隊がこの競技に挑むのは ことしで17年目です。
小諸消防署訓練隊が出場した、 長野県消防救助技術大会。 去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、 ことしは2年ぶりに無観客で開催されました。
県内の各消防署から強豪の5チームが出場した 「障害突破」。 タイムの速さはもちろんのこと、 減点があれば失格となるため正確な技術が求められます。 雨の降る悪天候の状態で始まった大会。 1番最初に出場したチームが雨によるアクシデントがあり、 大幅にタイムが減速したため、 次の出番だった小諸消防署はスピードではなく、 安全確実性で勝負。 減点なしで、1位のチームとはわずか2秒差という僅差で、 2位となりました。
白木隊長 「当日は予想はしていたんですけれども 激しい雨が降っているような状況で、 普段のスピード感でやると転倒したりですとか 減点項目に該当するようなアクシデントが 発生するおそれが非常に高かったので、 選手たちには、少し落として確実に減点無いようにやるように という風には伝えました。 最初に競技したチームが雨の影響で 大幅にタイムをロスしてしまったということで、 少しいやだなというのが脳裏に浮かんだんですけど、 しっかりやってくれというのは伝えたので、 あとは選手を信じて待つような形でした。 あまりにも極端に遅くやるというのは それはそれでタイムで負けてしまうというところもあるので 選手も非常に難しい環境の中で、 難しいことを言っているな私自身も分かったんですけど、 それに応えて、確実にいいスピード感で やってくれたんじゃないかなと思います。」
篠原副隊長 「雨の中でも確実に訓練いつもやっている通りやってもらえればなという気持ちで ちょっと心配はあったんですけど、 しっかりやってくれたので良かったと思っております。 実際に私も見ていて、自分も大会出ている中で 実際に本当訓練通りやるというのはかなり難しい部分があるんですけど、 今回のうちのチームはしっかり確実にやるということを 目標にしてやったので それが実際にできて良かったなという風に思っております。」
渡辺隊員 「優勝を目指していたので、 悔しいなというそういった反面もありました。 雨が降っていたので、安全確実迅速の中で 安全確実をモットーに訓練を行いました。」 ことしはオリンピックの関係で関東大会は中止に。 本来は今月14日に、各地の大会を勝ち抜いた 精鋭25チームによる抽選で、 4チームが全国大会へ出場が決まる予定でしたが、 新型コロナの影響で全国大会も中止が決まりました。 県2位の結果を残したことで、 全国への足掛かりをつかんだ訓練隊ですが ことしの活動はこれで終了となります。
これまで日々の訓練を通して技術力、チーム力を 身に着けてきた小諸消防署障害突破訓練隊。 最後に、消防署員としてのこれからの抱負を聞きました。 渡辺隊員 「消防は一人でできるものではないので チームワークを大事にこれから消防士として頑張って行きたいと思います。」
篠原副隊長 タイムを追うということもかなり大事なんですけれども それに向かう日々の姿勢ですかね。 同じことを繰り返して地道にやっていくことで、 現場につながっていく。 現場の訓練とかもかなり地味なものも多いので、 それにつながってどんどん成長していく足掛かりが出来たかなと思います。」
「訓練はもとより現場で住民のみなさんに 安全で確実に救助と救急で搬送できるように 日々訓練と同じような形で常に訓練を続けて やっていって住民の方に還元できればなと思っております。」
白木隊長 「こういう競技大会に関わる訓練にはなるんですけれども 一番は現場が最優先だと思いますので、 障害突破の訓練を通じて 各個人の技術・体力・精神力の向上を図るのはもちろんなんですけど、 チーム力というものを一番念頭に置いて チームとして力を向上させてここで学んだことを 現場でも生かせればいいかなと思います。」
小諸消防署障害突破訓練隊。 小諸消防署にはレスキュー専門の部隊がないため、 大会への出場を目指し、期間限定で結成されるチームです。 若手の消防士の中から選考会を行い、 特に体力や技術力に優れた隊員5人と 隊長、副隊長の2人で構成されています。
そんな小諸消防署訓練隊が挑むのは、「障害突破」。 高いビル間の移動、 火災による煙で視界が悪い場所の通り抜けなど 災害現場で起こり得る、あらゆる障害を突破していくという 難関の競技。 救助の花形とも言われています。 小諸消防署訓練隊がこの競技に挑むのは ことしで17年目です。
小諸消防署訓練隊が出場した、 長野県消防救助技術大会。 去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、 ことしは2年ぶりに無観客で開催されました。
県内の各消防署から強豪の5チームが出場した 「障害突破」。 タイムの速さはもちろんのこと、 減点があれば失格となるため正確な技術が求められます。 雨の降る悪天候の状態で始まった大会。 1番最初に出場したチームが雨によるアクシデントがあり、 大幅にタイムが減速したため、 次の出番だった小諸消防署はスピードではなく、 安全確実性で勝負。 減点なしで、1位のチームとはわずか2秒差という僅差で、 2位となりました。
白木隊長 「当日は予想はしていたんですけれども 激しい雨が降っているような状況で、 普段のスピード感でやると転倒したりですとか 減点項目に該当するようなアクシデントが 発生するおそれが非常に高かったので、 選手たちには、少し落として確実に減点無いようにやるように という風には伝えました。 最初に競技したチームが雨の影響で 大幅にタイムをロスしてしまったということで、 少しいやだなというのが脳裏に浮かんだんですけど、 しっかりやってくれというのは伝えたので、 あとは選手を信じて待つような形でした。 あまりにも極端に遅くやるというのは それはそれでタイムで負けてしまうというところもあるので 選手も非常に難しい環境の中で、 難しいことを言っているな私自身も分かったんですけど、 それに応えて、確実にいいスピード感で やってくれたんじゃないかなと思います。」
篠原副隊長 「雨の中でも確実に訓練いつもやっている通りやってもらえればなという気持ちで ちょっと心配はあったんですけど、 しっかりやってくれたので良かったと思っております。 実際に私も見ていて、自分も大会出ている中で 実際に本当訓練通りやるというのはかなり難しい部分があるんですけど、 今回のうちのチームはしっかり確実にやるということを 目標にしてやったので それが実際にできて良かったなという風に思っております。」
渡辺隊員 「優勝を目指していたので、 悔しいなというそういった反面もありました。 雨が降っていたので、安全確実迅速の中で 安全確実をモットーに訓練を行いました。」 ことしはオリンピックの関係で関東大会は中止に。 本来は今月14日に、各地の大会を勝ち抜いた 精鋭25チームによる抽選で、 4チームが全国大会へ出場が決まる予定でしたが、 新型コロナの影響で全国大会も中止が決まりました。 県2位の結果を残したことで、 全国への足掛かりをつかんだ訓練隊ですが ことしの活動はこれで終了となります。
これまで日々の訓練を通して技術力、チーム力を 身に着けてきた小諸消防署障害突破訓練隊。 最後に、消防署員としてのこれからの抱負を聞きました。 渡辺隊員 「消防は一人でできるものではないので チームワークを大事にこれから消防士として頑張って行きたいと思います。」
篠原副隊長 タイムを追うということもかなり大事なんですけれども それに向かう日々の姿勢ですかね。 同じことを繰り返して地道にやっていくことで、 現場につながっていく。 現場の訓練とかもかなり地味なものも多いので、 それにつながってどんどん成長していく足掛かりが出来たかなと思います。」
「訓練はもとより現場で住民のみなさんに 安全で確実に救助と救急で搬送できるように 日々訓練と同じような形で常に訓練を続けて やっていって住民の方に還元できればなと思っております。」
白木隊長 「こういう競技大会に関わる訓練にはなるんですけれども 一番は現場が最優先だと思いますので、 障害突破の訓練を通じて 各個人の技術・体力・精神力の向上を図るのはもちろんなんですけど、 チーム力というものを一番念頭に置いて チームとして力を向上させてここで学んだことを 現場でも生かせればいいかなと思います。」