『小諸消防署庁舎建設「基本設計市民説明会」(18.9.1)』

           
        Posted on 2018年 9月 11日      
     
       
小諸消防署庁舎が新しく建設されることになり、 1日(土)には、基本設計について市民向けの説明会が 行われました。
会場となったステラホールには、 消防団員など市民およそ100人が集まり、 消防庁舎の基本設計の概要に関する説明に耳を傾けました。 現在の小諸消防署庁舎は 昭和49年に建設されたもので、 築44年が経過。 耐震診断の結果、震度6以上の地震が発生した場合には、 倒壊または崩壊の危険性があることもわかり、 平成26年度から、 新庁舎の建設に向けた本格的な検討が 行われてきました。 業務をしながら現在地で建て替えることは 現実的に困難なことから、 6か所による候補地で検討。
「消防署は市全体の現場到着時間の短縮が 図れる位置にあることが非常に重要。 全国的に救急車の現場到着時間の延伸が懸念されている中、 小諸市は平成29年中現在地で平均約7.8分で到着。 全国平均8.6分に比しても非常に優秀。 過去5年間の統計では救急出動の約43%、 火災出動の約30%が 中央地区で発生している状況です。」
こうしたことから、 短時間で現場に到着でき、道路交通の利便性が図られ、 場所が十分確保できるという条件が整っているとして、 建設地は、現在の消防庁舎にほど近い、 旧小諸高校跡地、 現在、野岸小学校の仮設グラウンドを設置してある 「野岸の丘」に決定しました。 場所の決定以降、 昨年度中に近隣住民への説明会や基本計画の策定、 現地測量などを実施し、 昨年度から今年度にかけて基本設計に着手しています。 設計方針には、 市役所に次ぐ第2の災害対策拠点であることや 様々な機能を有し、市民に親しまれる庁舎など、 5項目が盛り込まれました。
敷地内には駐車場を十分に確保。 駐車スペースと併せて活用できるよう ポンプ操法エリアも設けました。 消防団のポンプ操法大会の会場にもなる計画です。 敷地のレベル差を有効活用し、国道沿いに1階、 2階、3階は市民の利用窓口となります。 また、消防車両の車庫前には、 緊急車両出入り口を新たに設け、 すぐに国道へ出られるような作りにする予定です。 そのほか、車庫前スペースにスロープを設け、 国道側で事故があった場合などには すぐに上の敷地から出られるような動線となっています。 現在ある周辺の桜の木などは可能な限り残す計画です。 建物は、地上3階建て、屋上に訓練塔が設けられます。 2階にはこれまでなかった女性職員や女性団員などの 専用スペースを設けた他、 3階には、大会議室を設け、消防団員や防災士の育成、 また、市民向けの救命講習などにも活用します。 延べ床面積はこれまでの庁舎よりも およそ900平方メートル広くなります。 総事業費は概算でおよそ14億円。 国の緊急防災臨時対策債が活用できることから、 市の負担は3割程度になるということです。 この日は基本設計についての説明に続いて、 参加者と市側との意見交換が行われました。
参加者 「建設予定地の南側に蛇堀川があるんですけども 浅間山の火山泥流の危険区域と この用地がだぶっていないでしょうか。」 「市の危機管理課とも相談させていただいて、 打ち合わせもさせていただいて、 ハザードマップからも外れているという ご意見をいただいておりますので、 今建設予定するところは、 大丈夫というご意見を頂いております。」
この他にも、参加者からは、 「最近各地で災害が多発する中、 1日でも早く災害に耐える拠点として 新しい庁舎を建設してほしい。」 という前向きな意見が出されていました。 今後は市民からの意見を踏まえた上で 実施設計に着手し、来年3月に着工予定。 2020年度の業務開始を目指します。
     
   
 
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